パイロットを志し航空学校に入ったヒロインが、徐々に成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１１月２９日放送の第４２回では、ついに舞たち航空学校の学生たちが初フライトに挑むシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

いよいよ初フライトの日を迎えた舞（福原遥）。１番手に指名された舞は、教官の大河内（吉川晃司）や同じグループの柏木（目黒蓮）・水島（佐野弘樹）を乗せ、はじめて自分の手で飛行機を操縦する。

運転を終えた舞たち学生は、本物の飛行機操縦を経てすっかり自信を失ってしまう。そんななか、舞は「今日のフライトさ、緊張したけどちょっと楽しかった」という、同期の吉田（醍醐虎汰朗）の言葉に救われるのだった。

ついに舞が夢見てきた初フライトが描かれた今回の放送。うまく操縦ができず教官の大河内が操縦を代わるシーンや、それでも舞が「空飛べた」と感動のあまり涙ぐむシーンには、「いや今日の初フライトの臨場感と緊張感、凄かったですよ･･･」「緊張感がビシバシ伝わってきて、ドキドキしっぱなしだった」「初フライトがリアルすぎるアングルと演技力」など、ＳＮＳに称賛の声が寄せられていた。

また、朝の情報番組『あさイチ』でもフライトシーンが話題の中心に。ＭＣの鈴木奈穂子アナウンサーが「ずっと一緒にドキドキしちゃって･･･」と興奮気味に話し、同じくＭＣの博多大吉が「あれ本当に飛んでるのかな、操縦してるのかなって鈴木さんドラマに入り込みすぎちゃって」「すばらしい。そうでなくっちゃ」と返すやり取りも。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。第４３回では、バイト先で舞からのメールを読んでいた久留美（山下美月）が、舞の兄・悠人（横山裕）と遭遇する。

文／つちだ四郎