東大阪と長崎・五島列島を舞台に、「空」に憧れたヒロインが成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１１月８日放送の第２７回では、ついに記録飛行の日を迎え、朝ドラ受けをはじめ、視聴者のＳＮＳ投稿などで盛り上がった（以下、ネタバレあり）。

「スワン号」の記録飛行まで３日となり、舞（福原遥）は目標の体重をクリアし、先輩パイロット・由良（吉谷彩子）のケガも完治。本番の前日は減量のため控えていた炭水化物が解禁されるということで、先輩部員たちがたこ焼きを振る舞ってくれることに。

本番を前にし、代表の鶴田（足立英）や設計担当の刈谷（高杉真宙）たち先輩部員の想いを聞き、改めてプレッシャーに苛まれた舞は、思わず長崎の祖母・祥子（高畑淳子）に電話をする。祥子から「舞なら大丈夫っち、みんな信じとるとね。じゃけん、舞も自分ば信じて飛べばよか」という言葉をもらった舞は、記録飛行に挑むのだった。

ついに「なにわバードマン」の集大成である記録飛行の日が訪れ、スワン号が離陸するまでが描かれた今回の放送。ＳＮＳでは「スワン号が飛ぶと無条件で泣いてしまう」「スワン号飛べてたよね！ このまま成功してほしい！」「不屈の精神で何度も立ち上がってきたなにわバードマン、本当にかっこいい！！」など感動の声があふれ、ツイッターでは「スワン号」「由良先輩」「刈谷先輩」など関連ワードがトレンド入り。

直後の情報番組『あさイチ』でも、ＭＣの博多華丸・大吉が「飛んだよ。あの大会は子どもの頃から見てきましたけど、あの角度はのびる角度」「バードマン編クライマックスな感じが･･･」と、朝ドラ受けが盛り上がり、今後の展開を予想するようなやり取りもあった。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。第２８回では、いよいよ舞が操縦するスワン号が飛び立ち、琵琶湖上の空を目指す。

文／つちだ四郎