長崎や東大阪を舞台に、引っ込み思案だったヒロインが多くの人々と出会うことで成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１１月７日放送の第２６回では、テスト飛行を終えてスワン号にある違和感を覚えた舞が、工場を営む父・浩太に相談するシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

無事に「スワン号」のテスト飛行を終えるも、ペダルの重さに不安を抱いた舞（福原遥）。設計担当の刈谷（高杉真宙）はプロペラの位置を変えれば改良できると話すが、そのためには金属加工が必要となり部室では対応しきれないという。

一同は舞の父・浩太（高橋克典）が営む工場へ相談しにいくことに。工場の職人・笠巻（古舘寛治）が前職での経験を活かし加工をおこない、スワン号の改良は成功。機体は万全の状態となり、あとはパイロットである舞が身体を仕上げるのみとなった。

スワン号の改良のため「なにわバードマン」の面々が舞の実家を訪れた今回の放送。浩太が従業員の章（葵揚）から「（舞の）彼氏も来たりして」と言われたことで落ち込んでしまい、部員たちをつい気にする様子が描かれ、ＳＮＳでは「浩太さんの『このなかの誰が舞の彼氏やねん』的な視線すきだわ～」「お父ちゃん可愛すぎる回」「舞ちゃんのお年頃問題に一喜一憂するお父ちゃんが最強にかわいかった」などの声が相次いだ。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。第２７回では、記録飛行の日まであと３日となる。

文／つちだ四郎