超高層ビルの非常階段を駆け上がるイベント『ＹＯＫＯＭＯＲＩ ＶＪＣ』が１１月６日、「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）で開催。その開会式に、ケニア出身のマラソン選手で「シドニー五輪」銀メダリストの、エリック・ワイナイナが登場した。

地上３００ｍ、日本一の高さを誇るビル「あべのハルカス」の高さ２８８ｍの展望台まで、総数１６１０段の階段をかけあがる「都市型ランニング」を体験できる同イベント。２０１９年以降は未開催だったが、今回は３年ぶりの開催に。総合計９８３名、下は６歳、上は７８歳と幅広い層が参加した。

『オールスター感謝祭』（ＴＢＳ系）の一企画「赤坂五丁目ミニマラソン」でお馴染みのワイナイナ。開会式では、「みなさん、おはようございます！ 大阪に来るだけで熱く感じました。『あべのハルカス』を登るって、どんな景色かな？ってワクワクしています。みなさん聞いても教えてくれないんですよ（笑）。すごく楽しみです」とコメントした。

そして、「今住んでいるマンションが９階建てなんですけど、そこでちょっとだけ練習しました。良い練習はなかなか出来ていないんですけど･･･」と話すと、同じくゲストランナー・森脇健児から「階段、ナメてますからね！ エリックだけには負けませんよぉ〜！」と茶々が。それを受け、オリンピックメダリストは「でも、自信はあります！」と、意気込んだ。

現在、東京在住のワイナイナ。今回が久しぶりの大阪だといい、「大阪は最高です。難波の周辺とか楽しいですよね。たこ焼きとかお好み焼きとか食べながら･･毎回大阪来たね！と感じます」と、笑顔を見せた。