毎土曜放送の情報バラエティ『土曜はナニする！？』（カンテレ）でＭＣを務めるフリーアナウンサーの宇賀なつみ。彼女がナビゲーターを務める番組『宇賀なつみの大阪府議会プライム』（カンテレ）では、大阪府議会の役割や取り組みについて紹介しており、その内容について宇賀に話を訊いた。

■大阪の印象は、東京に比べて「気さくで良いな」

『土曜はナニする！？』が生放送ということもあり、毎週大阪に通っている宇賀。「縁もゆかりもなかった大阪で２年半前から毎週通うようになって･･･。大阪のみなさんは、やさしいなと感じますね。飲みに行ったり、駅や街を歩いてたりすると本当に話しかけてくれるんですよ。東京ではほとんどないので（笑）、大阪は気さくで良いなって思っています」と話す。

『宇賀なつみの大阪府議会プライム』ではインタビュアーも担い、府議会議員に質問を投げかけるが、「大阪の方だなーって。何かやったら必ずちゃんと面白くして返してくださって、サービス精神が旺盛ですよね。『長丁場で大変ですよね』みたいにお気遣いいただいたり。みなさんやさしくて、場の空気を温めるのが上手な方が多いですね」と収録は和やかに進んでいるようだ。

■大阪府議会には「先進的なイメージがある」

同番組は約１分半と短い時間だが、「きっと議員のみなさんからしたら物足りないでしょうね。『もっと喋りたい』『伝えたいことあるよ』っていうところだと思うのですが、私たちから見るとあんまり長いと見る気が起きなかったりするじゃないですか（笑）。キュッとまとめてポイントだけ知ることができて、すごく良い番組」と紹介。

「大阪府の防災対策」や「教育施策」、「観光・都市魅力創造」といったテーマに加え、『２０２５年大阪・関西万博』に向けた取り組みや空飛ぶクルマの話など、府民ならずとも興味のある話題にあふれている。

１１月１５日・２１日の放送回では、教育や青少年健全育成など、これからを担う世代に向けた取り組みがテーマ。「私が１０代の頃はスマホもないし、インターネットは家のパソコンでゆっくりやっている感じで、ＳＮＳもない･･･。ひとりで誰とでも繋がれてしまう今の青少年が置かれている状況の良さや怖さはすごく感じています。特に若い子はまだそんなに世の中のことを知らなかったり、リテラシーも遅れていると思うので、きちんと『これはこうだよ』って自治体がルールを作って示してあげるのがすごく大事」と興味を持って話した。

府議会については、「すごく先進的なイメージがありますね」とも。「国政でも問題になっている、人口に対する議員の数を減らすことを自治体からやってるのは素晴らしいですね。ほかの自治体が真似しやすいように、モデルケースになっていただけたら」とエールを送った。

同番組は、毎火曜・夜１０時５４分より関西テレビにて放送（関西ローカル）。アーカイブは、「カンテレドーガ」の見逃し配信にて無料で公開されている。また、大阪を中心に活動するユーチューバー・フォーエイト４８が大阪府議会議員とトークする『フォーエイト４８の大阪府議会に凸ってみた！』にも宇賀は出演。こちらはテレビと同じテーマで、若者ならではの質問をぶつける約５分半の番組となる。

提供：関西テレビ放送