日本最大級のファッションイベント『東京ガールズコレクション（以下、ＴＧＣ）』を企画／制作する「Ｗ ＴＯＫＹＯ」（本社：東京都渋谷区）と、「ＬＤＨ ＪＡＰＡＮ」（本社：東京都目黒区）がパートナーシップを締結。その記者発表会が１１月１日に和歌山市内でおこなわれ、ＬＤＨ代表取締役会長のＥＸＩＬＥ ＨＩＲＯらが登壇した。

「東京の最先端」の体験機会を提供することで都心と地方の格差をなくすだけでなく、それぞれの地域の魅力や財産をコンテンツ化し、全国に向けて発信する『ＴＧＣ地方創生プロジェクト』を２０１５年より推進してきた「Ｗ ＴＯＫＹＯ」。

一方「エンタテインメントだからこそできる社会貢献がある」という想いのもと、子どもたちに夢を持つことの素晴らしさを伝え、その夢を応援するプロジェクト『Ｄｒｅａｍｓ Ｆｏｒ Ｃｈｉｌｄｒｅｎ』をおこなってきた「ＬＤＨ ＪＡＰＡＮ」。この２社だからこそできる「唯一無二の地方創生」を実現するため、このたびタッグを組むことになった。

２０２３年２月に予定されている『ＴＧＣ 和歌山』を皮切りに、全国各地で開催されるＴＧＣの場を活用し、エンタテインメントと自治体とのコラボレーションを通じた地域社会への貢献、さらにはＳＤＧｓの推進も目指していくという。

■ ＬＤＨとのコラボに和歌山市長「夢のよう」

そのスタートの地が和歌山ということで、尾花正啓市長は「ＴＧＣの開催に続き、ＬＤＨ ＪＡＰＡＮさんとの初コラボということで、本当にうれしく、夢のようです」と笑顔でコメント。

そして「実はＨＩＲＯさんと和歌山は縁があって。１９９４年に『世界リゾート博』が和歌山マリーナシティで開催されたんですが、そのときにＨＩＲＯさんが（かつて所属したダンス＆ボーカルグループの）ＺＯＯとして、イベントのテーマソング『ＳＨＹｰＳＨＹｰＳＨＩＮＥ』を披露してくださったんです。そういうこともあり、和歌山とＨＩＲＯさんは関連深いと思っている」と、振りかえりつつ喜んだ。

■ 『ＴＧＣ 和歌山』ではＬＤＨアーティストとのステージも

今後、「和歌山市の子どもたちや学生に向け、ダンスを志す若者の夢の後押しを」と、ＥＸＩＬＥ ＴＥＴＳＵＹＡプロデュースのワークショップショーを和歌山市内でおこなうほか、『ＴＧＣ 和歌山』のステージではＬＤＨ所属のアーティストとのコラボパフォーマンスなども検討しているという。

ＥＸＩＬＥ ＨＩＲＯは、「ＬＤＨは、エンタテインメントの力を信じ、自分たちが得意とする領域で少しでも世の中の役に立てるようにという想いで活動を続けています。今後もっと日本全国さまざまな地域に貢献できることがあるはず。和歌山の子どもたちをはじめ、多くのみなさんに喜んでいただけるように取り組んでいきたい」と意気込む。

また、厚⽣労働省よりダンスを通じた健康づくりの普及と、体を動かすことの重要性を伝える「健康クリエイター」に委嘱されているＥＸＩＬＥ ＴＥＴＳＵＹＡは、「老若男女、幅広い層がダンスに触れあえる機会を作ったり、ダンスを通じた次世代の育成を、自治体のみなさん、Ｗ ＴＯＫＹＯ、そしてＬＤＨで協力して貢献していきたい」と気合いを入れた。

『ＴＧＣ 和歌山』は２０２３年２月１１日、「和歌山ビッグホエール」で開催。中条あやみらモデルのほか、人気ＹｏｕＴｕｂｅｒ＆ＴｉｋＴｏｋｅｒら豪華出演者が集う予定。