京都市長「文化で日本を元気に」、市役所が華やかにライトアップ

2022.9.16 18:30

プロジェクトのイメージカラーである緑や古都をモチーフにした映像も

(写真6枚)

京都を中心とした神社仏閣や大学、城といったスポットが舞台のアートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』のオープニングセレモニーが9月15日、「京都市役所本庁舎前広場」(京都市中京区)にておこなわれた。

セレモニーにはプロジェクトを主催する「ネイキッド」(東京都渋谷区)の代表・村松亮太郎氏のほか、共催である京都府京都市と宇治市、滋賀県大津市の市長ら3名が登壇。同企画に込められた想いや各エリアの魅力について語った。

京都市長の門川大作氏は、2023年春に文化庁が京都へと移転することに触れ「これは京都が日本の『文化の都』になるということ。文化の秋、地元や観光客のみなさんと協力し、文化で日本を元気にしていくような取り組みを続けていきたい」と意気込んだ。

また、会場内には村松氏がプロデュースした参加型アート『DANDELION』も設置されており、門川氏がその場で実演。門川氏がタンポポ型オブジェクトにスマートフォンをかざすと、市庁舎にタンポポの花々が咲き誇り綿毛が飛び広がっていく映像が映し出され、来場者が思わず見とれる一幕も。

タンポポの綿毛をイメージしたオブジェクト。ここにスマートフォンをかざす

村松氏は今後の展望について「今後は京都のアーティストや料亭、学生などにも参加してもらえれば。もっと多くの方々が様々な形で活躍し、ひとつの『庭』を形成できるプロジェクトに育てていければと思います」とコメント。

『NAKED GARDEN ONE KYOTO』は9月15日から12月25日まで開催。セレモニーでも披露された『DANDELION』は「旧三井家下鴨別邸」や「うめきた外庭SQUARE」などの会場でも体験できるという。

取材・文・写真/つちだ四郎

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