拠点をアメリカ・ニューヨークに移した渡辺直美が「オール英語」で配信する、ポッドキャスト番組『Ｎａｏｍｉ Ｔａｋｅｓ Ａｍｅｒｉｃａ』。まだまだつなたない英語だが「たまごっちのように見守ってね」と、ひるむことなくカルチャー、フード、恋愛事情に下ネタ･･･と独自の世界観を爆裂に発信していく同番組は、新シーズンも「Ｓｐｏｔｉｆｙトップチャート」では１位を獲得、勢いは増すばかりだ。

■ 海外からも「なんて陽気なんだ」とのコメント

毎回ゲストを迎え、アメリカにまつわる体験談や歴史を対談形式でユーモアたっぷりに話していく同番組は、渡辺がニューヨークに移住してから約１年が経った２０２１年２月よりストリーミンサービス『Ｓｐｏｔｉｆｙ』にて開始。

「英語喋れないのにポッドキャストを始めたよ･･･」と言いながらも、日本人からの支持はもちろんのこと、「なんて陽気なんだ」「コメディの女王様」と英語ユーザーからも称賛。なかには「君がアメリカに連れて行ってくれてるみたいだ」など、現地の人でさえも、その芸の高さに惚れ込んでいる様子がうかがえる。

全２４話が配信されたシーズン１を振り返ってみると、毎度違うエリア（アメリカ国内）に住むゲストとの対話のなかで、その地域ならではのスラングや風習、そして名物の食べ物も話しながら、「男」についてもしっかりと熱弁（特に「夜」に関するスラングには詳しくなれるかも！？）。

食料品店で男性スタッフに、「オーガニックのコーンをください」と言うはずが、「オーガズムのコーン」と言い間違える大事故（第１１話）など、渡辺の英語での奮闘っぷりまでも笑えるエピソードになっており、一緒にアメリカを学ぶ気分で聴くことができる。

■ 最新・第３エピソードは･･･ＮＯ 下ネタ！

８月１１日から始まったシーズン２も幸先はよく、第２話までの放送が終了した８月２３日時点でのトップチャートは、「ＳＰＹ×ＦＡＭＩＬＹ」や「霜降り明星」を抑えて１位を獲得。「もっと早く聴けば良かった」「突破力がすごい」「英語でも天才や」「英語間違えるのは当たり前、新鮮で一気に聴いた」などのコメントが寄せられた。

８月２５日に放送された第３話では、（珍しく･･･）一切下ネタは無し。アメリカ、日本の国民性の違いについて、日本でダンサーとして活躍するソフィアと語り合う。電車で大きな声で電話することが「普通」なアメリカで育ったソフィアが、山手線でおばちゃんに車内から追い出された話や、知らない人への挨拶や声がけが活発なアメリカ人に対して、「日本にいる時はできなかったけど、ニューヨークに行って私もちょっと変わったかも」と、渡辺自身の変化について触れる部分もあった。

『Ｎａｏｍｉ Ｔａｋｅｓ Ａｍｅｒｉｃａ』は、ストリーミングサービス『Ｓｐｏｔｉｆｙ』にて、毎週木曜に放送。第４話は９月２日に放送される。