漫画家・矢沢あいにとって初めての展覧会『ＡＬＬ ＴＩＭＥ ＢＥＳＴ 矢沢あい展』が、「大阪高島屋」（大阪市中央区）で８月２４日にスタート。そのオープニングセレモニーに、女優でタレントの三船美佳が登場した。

９月に４０歳の誕生日を迎える三船は、「２０年以上前に読んでいたものが、これだけまだトキメキが残ってるんだなぁって。今娘が１７歳で、ちょうど私が読んでた年頃なんです！」と感慨深げ。

また、一番好きだという作品『ご近所物語』ついて、物語のラストで主人公の妹が生まれたことに触れ、「私の子どもが高校生と１歳の年の離れた姉妹なので、すごく親近感があって」と話し、「当時は登場人物たちの年齢で読んでいたけど、今は親目線で。まさに今、娘はこういう心境だったり、自分探しで模索してたりとか、いろんなことを感じているんだなって改めて思い出させてくれたので、親子で楽しめると思います」と作品の魅力について語った。

また、３０年以上愛され続ける矢沢作品について、「うちの子も『めっちゃかっこいんだけど』って言ってくれてて。出てくるファッションも、ママこれ着てたわよ〜っていうのが今の子には新鮮みたいで。メイクやヘアスタイル、恋愛の思いだったりも変わらないんだなぁって。これがおばちゃんが読んで育った作品よ〜！って自信をもって薦めたい」と、若者に向けてアピール。

さらに、「私たちは懐かしんで、今の子には新しいものとして、昔はこんなすごいことが、こんなかっこいいことがあったんだよって、かなり自慢ですね。私の人生で唯一の自慢かもしれないです」と、うれしそうに話した。

最後に、「このご時世でいろんなことに気をつけたりとか、結構しんどくなってきているので、そんなときにふっとタイムスリップして、リフレッシュ＆充電できると思うので、ぜひ見てほしいなと思います」と締めくくった。

同展の期間は９月１２日まで。入場料は一般１０００円、大学・高校生８００円、中学生以下は無料。セブンチケットにて、日時予約ができる前売券を発売中。会場は同百貨店７階グランドホール。