沖縄で生まれ育ったヒロインが、料理人として東京で活躍する連続テレビ小説『ちむどんどん』（ＮＨＫ朝ドラ）。８月２２日放送の第９６回では、独立に向けて開店準備を進める矢先、暢子の妊娠が発覚するシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

沖縄料理店のオープンに向けて準備を進めるなか、体調不良のため訪れた病院で妊娠していることを知り、喜びに包まれる暢子（黒島結菜）と夫の和彦（宮沢氷魚）。しかし、事態を知ったレストランのオーナー・房子（原田美枝子）は、出産を優先し独立は白紙に戻すよう告げる。

房子の言葉に落ち込んだ暢子は、母・優子（仲間由紀恵）に電話をかけ、「こんなときにお店もオープンしたいとか欲張りなのかね？」と相談。さらに、和彦の母・重子（鈴木保奈美）に妊娠を報告しに行った暢子は、重子から「和彦と離婚してください」と告げられるのだった。

レストラン「フォンターナ」を退職し、夫の和彦がクビ同然で新聞社を辞めたタイミングで発覚した暢子の妊娠。それだけに房子の「計画は全て白紙に戻し、この店に戻って経理処理の仕事をお願いします」という提案には、ＳＮＳで「本来なら涙を流して感謝する内容だよね」「オーナー優しいな！菩薩か？？」「房子さんのいうことはもっとも」など、絶賛の声が多数寄せられた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。第９７回では、料理店の開店に関して房子と再度話し合いをした暢子は、いくつか条件を提示される。

文／つちだ四郎