軽快なステップを踏みながら「ナナナナ〜」とギャグを繰り出す「クセになる脱力系ラップ」で２００８年にブレイクするも、時代とともに人気が低迷。しかし令和になって再ブレイクしつつあるお笑いコンビ・ジョイマンの企画展が、８月１７日からファッション施設「ルクアイーレ」（大阪市北区）で開催される。

ボケ・高木晋哉とツッコミ・池谷和志からなるジョイマン。２００３年にコンビを結成、２００７年より『爆笑レッドカーペット』（フジテレビ系）や『エンタの神様』（日本テレビ系）などでブレイクを果たすもその勢いは儚く、２０１４年に東京・町田でおこなわれたサイン会では、お客さんが０人という衝撃の光景がＳＮＳを中心に話題となった。

しかし２０２１年頃からＷｅｂＣＭなど広告案件が急増。また「汗だく 北京ダック」「こまめに水分補給 確か８の次９」など時勢に合わせた高木のラップツイートが日々拡散され、当時の絶頂期を知らない若い世代にもジョイマンの「ゆるさ」が浸透しはじめたよう。そして今年５月、再び町田で開催されたサイン会では１００枚の整理券が即完となり、見事リベンジを果たした。

■ 会話のネタになるオリジナルグッズ多数、サイン会も

今回の企画展では、そんなジョイマンのリリック・ラップに焦点をあてた展示のほか、グッズ販売も。代表作「ありがとう オリゴ糖」をはじめ、「オーライ 阿弥陀如来」「ジンベイザメ 湯冷め」など思わず口ずさみたくなるリリックをモチーフにしたキーホルダー（もちろん池谷の「なんだこいつ〜！」も）や、撮り下ろしアクリルスタンド、ファッションブランド『ＳＴＯＦ』とのコラボアイテムなどが多数登場する。

企画展の会場は、若い女性が行列を作る「ＳＨＩＲＯ」や「スターバックスコーヒー」に囲まれた、「ルクアイーレ」２階の「イセタン アーバンマーケット」という超好立地。期間は８月１７日から２３日まで。

また、８月２２日には「サイン会」の実施が決定。企画展で３０００円以上購入した人を対象に整理券が配られる。ジョイマンといえば、の「サイン会」だが、関西でおこなわれるのは今回が初めてだといい、関西人がどれくらい集まるのか期待が高まる。

ジョイマンは「行こうよ  ジョイマン展  ところてん  バク転！ ところてん  バク転  着地点  サボテン！イェイ！」（高木）、「ジョイマン展やらせてくれるルクア イーレさん神です。なんだこいつです。。そして、サイン会を２２日やります！ みなさん！ ぜひ！ 遊びにきてください！」（池谷）と、それぞれらしくコメントしている。