長居公園に渦巻く異世界…チームラボによる大阪初の常設展

『チームラボ ボタニカルガーデン 大阪』で初披露される「風の中の散逸する鳥の彫刻群」
デジタルアート集団「チームラボ」(本社:東京都千代田区)による大阪初の野外常設展『チームラボ ボタニカルガーデン 大阪』が、7月29日に「長居公園」(大阪市東住吉区)内の植物園にオープンする。
2001年から活動をスタートし、アートやサイエンス、テクノロジー、デザインを融合させた唯一無二の作品を発表している「チームラボ」。今回手掛けたのは、広さ約24万平方メートル・約1200種類の植物が生い茂る植物園で、空間そのものを活かしたデジタルギャラリーとなっている。
開会式に登壇したチームラボの猪子寿之代表は、「昼間は通常通りの植物園なんですが、夜になると作品空間になって、自然のなかに吹く風や雨、もしくはこの街に訪れる鳥や人々の振るまいの影響を受けて変化していく。人々と自然が、ともに作品の一部となるような展覧会にしたいと思っています」とコメント。
1歩を足を踏み入れると、暗闇に灯る光と植物、さらに常設展のために制作された音楽や自然の虫の鳴き声も相まって、ジブリの『もののけ姫』のような異世界へ迷い込んだよう。
光り輝くラクウショウ並木やサルスベリといった作品群を進むと、突如無数の卵球体が出現。手が届くものには触れることができ、人の動きによってゆっくりと50色以上に変化していく。こういった人の動きに影響される変化がチームラボの特徴で、「他者との関係がよりポジティブに捉えられるように」との思いが込められている。

なかでも注目は、同会場が初披露となる作品「風の中の散逸する鳥の彫刻群」。3つの巨大な土壁が現れ、鳥が飛ぶことによって生まれるエネルギーの流れを、リアルタイムにデジタル化。実際に近くを飛んだ鳥に影響されるので、その瞬間にしか見られない作品になっている。
そのほか、広大なヒマワリ畑のライティングや、格子状の光が投影された森、空間に筆を走らせているかのような不思議な作品など、全てが写真映え必至の撮影スポットとなっている。なお、子どもも利用可能だが、暗いので注意が必要だ。
所要時間は1時間〜1時間半程度。料金は、高校生以上1600円、小・中学生500円、障がい者割引800円、未就学児無料。開催時間は夜7時半〜10時(最終入場は夜9時まで)で、シーズンによって時間変更あり。
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