動きがリアルすぎ…物理×アートの融合作品、大阪に集結

ストランドビーストの動きについて解説するヤンセン氏
7月9日より「大阪南港ATC Gallery」(大阪市住之江区)でスタートした、大阪初の『テオ・ヤンセン展』。前日におこなわれた内覧会には、テオ・ヤンセン氏本人が登場し、自ら作品を解説した。
オランダ出身で、物理学を専攻したあとアーティストに転向したという異例の経歴を持つヤンセン氏。同展では、ヤンセン氏が物理学の知識とアートを融合させた「ストランドビースト(砂浜の生命体)」が10点以上展示される。
ヤンセン氏が30年以上にわたって取り組み続けてきたストランドビーストは、風力によって本物の生き物のような動きを見せる。制作は主に砂浜でおこなわれ、風や砂、海といった自然環境のなか実証実験を重ねるという。
複雑な構造が特徴的なストランドビーストだが、ヤンセン氏は「最初からデザインしたものではなく、制作を進めるうちに自分でも想像していなかった作品に出来上がっている」と語る。
会場では『アニマリス・アデュラリ』をはじめとするいくつかの作品に、エアーコンプレッサーで空気を入れ、砂浜での動きを再現する「リ・アニメーション」がおこなわれる。プラスチックチューブで構築された無機物が、生命として動き出す瞬間は壮観だ。さらに、会場の入り口付近には、実際に触って動かすことのできるストランドビーストも。
また、2019年に発表された新作『アニマリス・ミミクラエ』は、今回が初めての公開となるのでぜひ観ておきたい。『テオ・ヤンセン展』の開催期間は9月25日まで、入場料は一般1600円ほか。
『テオ・ヤンセン展』
日程:7月9日(土)~ 9月25日(日)
時間:10:00〜18:00(最終入場17:30)
会場:大阪南港ATC Gallery(大阪市住之江区南港北2-1-10 ITM棟2F)
料金:一般1600円、大高生1100円、中小生600円
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