ちむどんどん第13週振りかえり・黒砂糖のキッス

2022.7.8 08:15

見つめ合う和彦(宮沢氷魚)と暢子(黒島結菜)(C)NHK

(写真5枚)

自然豊かな沖縄北部・やんばる地域から上京してきたヒロインが、一人前の料理人になるため奮闘する姿を描く連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。7月9日は「黒砂糖のキッス」と題した第13週(7月4日〜8日放送)を振りかえる。

ヒロイン・暢子(黒島結菜)は、幼い頃からの友人である和彦(宮沢氷魚)への恋心を自覚する。しかし、和彦には婚約者の愛(飯豊まりえ)という存在があり、暢子も幼なじみの智(前田公輝)から求婚されている状況だ。暢子は生まれて初めて抱いた恋愛感情への向き合い方がわからず、動揺のあまり仕事にも支障が出てしまう。

一方、父から和彦との結婚を急かされた愛は、結婚して家庭を築くことで家族からの期待に応えたい思いと、新聞記者として仕事への熱意の間で揺れていた。そこに現れた上司の田良島(山中崇)は、愛が提出した企画書が特集記事の最終選考まで残ったことを告げ、「諦めるのか、自分の幸せを。ワクワクして夢に向かって頑張る時間。それが幸せってもんじゃないか? 指くわえて待ってても、幸せは訪れない」と、アドバイスを残す。

その後、愛は2人の将来に対して煮え切らない和彦に対し、「私は和彦の気持ちを聞きたい。迷ってるから相談したいの」と、結婚と仕事の間で悩む自分の本心を正直に打ち明ける。しかし和彦は「愛の意思を尊重する」と返すだけで、何も意見を言おうとはしない。愛の決断に任せきりで行動せず、気持ちをぶつけてもただ謝るだけの和彦に、愛は「ほかに好きな人でもいるの?」と問いたあと静かに立ち去るのだった。

仕事が手につかない暢子を訝しむ二ツ橋たち。左から、長山安二郎(渡辺翔)、山辺貞雄(阿岐之将一)、二ツ橋光二(高嶋政伸)、比嘉暢子(黒島結菜)(C)NHK

一方で、暢子が務めるリストランテ「アッラ・フォンターナ(以下、フォンターナ)」では、矢作(井之脇海)をはじめとする厨房スタッフの3人が退職届を残して突如姿を消すという事件が発生する。異例の事態に臨時休業もよぎるなか、オーナーの房子(原田美枝子)は「店は休みません。私が厨房に入ります」と宣言する。

自ら厨房に入った房子は、全体を見通した的確な指示で店全体をまわしていく。料理の腕前も完璧な房子の働きぶりに、暢子は思わず見入ってしまう。「楽しい!身体中の血が騒いでる、オーナーと一緒に働けることがでーじ楽しい!」と感銘を受ける暢子。房子の活躍により「フォンターナ」は無事にその日の営業を終え、事なきを得る。

その夜、暢子がひとりで翌日の仕込みをしていると、前触れなく愛が「フォンターナ」を訪れる。思い詰めた表情の愛に、察した暢子は「うち、和彦くんのことが好き」と打ち明ける。しかし、1日中必死に身体を動かして房子の働きぶりを見ているうちに「やっと答えが見つかった」という暢子は、「好きだけど綺麗さっぱり諦める」「でも愛さんに嘘はつきたくないから全部いってしまいたくて、困らせるようなこといってごめんね」と伝えるのだった。

笑顔で玉ねぎの下ごしらえをする暢子(右、黒島結菜)と愛(飯豊まりえ)(C)NHK

愛は暢子の告白を受け止め、互いを認め合う2人は協力して仕込み作業をおこなうことに。愛から「暢子ちゃんにとっての幸せって恋愛より仕事?」と尋ねられた暢子は、「正直、何が幸せかわからないけど、今は料理の仕事にでーじちむどんどんしてる」と答える。その返答に、愛は「私にとってのちむどんどんってなんだろ」と触発され、保留にしていた特集の仕事に取り組むことを決意するのだった。

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