稽古中の吉岡里帆は「びっくりするくらい素直」、岩崎う大が演出

2022.7.6 07:15

舞台『スルメが丘は花の匂い』で作・演出を務める岩崎う大(4日・大阪市内)

(写真3枚)

女優・吉岡里帆が、舞台初主演を務める『スルメが丘は花の匂い』。作・演出は、お笑いコンビ「かもめんたる」で活動する一方、近年は演劇の舞台でも評価を高めている岩崎う大で、同作は「一風変わったファンタジー・コメディ」になるというが・・・岩崎が大阪市内での取材会で意気込みを語った。

■吉岡里帆に「惚れ直しました」(岩崎)

吉岡と岩崎は、『WOWOWオリジナルドラマ 椅子』(2022年)で共演経験があり、さらにかもめんたるのライブを吉岡が観ていたりと、実は縁のある関係。岩崎は吉岡に当ててコメディを書くのに「気遣いのできる人」という性格を、ひとつのキーにしたそうだ。

「ミステリアスな役が似合うけど、すごく気を遣う方という印象があって。異世界で荒唐無稽な出来事に遭いながらも、気を遣いながら首尾よく切り抜けるというのが似合うかな? と思いました。吉岡さんの大冒険です」と内容を説明。

さらに「異世界に迷い込むので、ツッコミ的な立ち位置ですが、ひとりだけすごくイジられるとか、いろんな笑いを生み出してくれています」と、多彩なコメディエンヌぶりが見られることを約束した。

また稽古中の吉岡について、「びっくりするぐらい素直で、ダメ出しでひとつも嫌な顔をしないし、さらに『どんどんダメ出ししてほしい』と。修正能力もすごく高いです」と感服すると同時に「吉岡さんは『演出家の言う通りにやるのが1番正解だ』とおっしゃって、僕にゆだねてくれている。かわいいのはもちろんあるけど(笑)、それを越したところで惚れ直しました」と、思わぬ告白が飛び出した。

(上段左上から)吉岡里帆、伊藤あさひ、鞘師里保、岩崎う大(下段左から)牧野莉佳、もりももこ、小椋大輔、ふせえり

■フィクションの魔法がかかった・・・スルメの物語!?

なぜかソフトボールが大流行している世界で、謎の穴に落ちた緑(吉岡)は「スルメが丘」という奇妙な街に迷い込む。スルメの匂いに満ちたその場所は、シンデレラや浦島太郎などの童話の主人公が生まれる街。緑がここに現れたことで、童話「スルメ姫」の主人公となるはずだった少女の運命が狂ってしまって・・・という物語だ。

岩崎はこの作品で、笑いはもちろん「フィクションの魔法も楽しんでもらいたい」という。「コントや演劇などを書いていて、しんどいときもあるけれど、自分の作ったフィクションに勇気づけられたり、心を救われる瞬間がたびたびあるんです。人間が作った物語で、『楽しい』『面白い』という気持ちが沸き起こるという不思議さを、改めて体験をしに来てほしいし、そういうお話になったと思います」と語った。

吉岡のほかには、伊藤あさひや鞘師里保などが出演。7月の東京公演を経て、大阪は8月6日・7日に「松下IMPホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは8800円で、現在発売中。

取材・文/吉永美和子

舞台『スルメが丘は花の匂い』

会場:松下IMPホール(大阪府大阪市中央区城見1-3-7)
期間:8月6日(土)・8月7日(日)
料金:S席8800円

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