創業130年の奈良「梅乃宿酒造」、体験型の酒蔵をオープン

2022.7.2 06:30

「梅乃宿酒造」の新蔵外観(奈良県葛城市)

(写真5枚)

1893年創業の酒蔵「梅乃宿酒造」(奈良市葛城市)が7月1日、本社と製造所(酒蔵)を移転。新たに「体験型」酒蔵をオープンした。

百人一首にも登場する奈良・大和三山を彷彿させる、「3連続の屋根デザイン」が特徴の新蔵。エントランスには同社のシンボルでもある梅の木のモニュメントが飾られ、「新しい酒文化を創造する蔵」という強い思いが表れている。

パネルや展示物を配した全長約70mの見学通路では、ガイドの解説とともに窓から酒造りを見学することができ、最大6人までくつろげるVIPルームも設置(試飲付きの見学は要予約)。さらには、梅シロップ作りなどのワークショップ、夏休み期間の子ども向けイベント、奈良やお酒にちなんだフード&スイーツも充実させたという。

新蔵で一番見晴らしがいいという「梅乃宿酒造」のVIPルーム(奈良県葛城市)

同社の吉田佳代代表取締役は、「およそ10年越しで実現できた新蔵移転。いよいよ新天地でのお酒造りが始まります。多くのみなさまに支えられてきた梅乃宿酒造130年の歴史のなかでも、とても大きな変化が起こる瞬間です。この瞬間に立ち会える喜びと、これからの新蔵の展開にワクワクした気持ちでいっぱいです」とコメント。

新蔵の住所は、奈良県葛城市寺口27−1。オープンを記念して、7月1日〜3日にはイベントも実施。詳細は公式サイトにて。

「梅乃宿酒造」

住所:奈良県葛城市寺口27-1

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