よしもと若手芸人が描かれたコレクションカード「よしもとコレカ」。その第３弾発売を記念した『よしもとコレカ展』が、６月１６日より大阪でスタートした。オープン初日の会見に登壇したお笑いコンビ・ミルクボーイ（駒場孝、内海崇）が、同展と自身のファン層の若干のズレについて語った。

２０２２年３月に東京の「渋谷ＰＡＲＣＯ」で開催された際には１７日間で約８０００人を動員した同展。大阪での開催は、今回初となり、歴代よしもとコレカ全６３１種類を一挙展示する。また紙だけではなく、スマートフォン上で芸人らが動いたり実際に喋ったりする「デジタルコレカ」もラインアップする。

これについて内海は、「僕らのファンの方がご年配の方が多いですので、『デジタル』についてこられるかどうか･･･。この間、９１歳の方が僕らについて新聞に投書された文章が盛り上がっていて。ＳＮＳじゃないです、僕らのファンの方は新聞なんです！」とコメント。

話題となった投書は、神戸新聞で４月末に掲載された９１歳の女性・しま子さんからのもの。「漫才と言えば、『やすきよ（横山やすし・西川きよし）』時代が一番おもしろかったと思います」と始まる文章に続き、「最近の漫才には興味を失っていましたが、数年前に『ミルクボーイ』のファンになりました。毎朝新聞を広げ、真っ先にテレビ欄でミルクボーイの名前を探します」などとミルクボーイ愛を綴り、話題となっていた。

幅広い層からラブコールを受けるミルクボーイ 。最後に駒場が「僕らだけカードじゃなく『めんこ』とかの方がいいですかね？」と言い、会場の笑いを誘った。『よしもとコレカ展』は「よしもとエンタメショップ 難波店」（大阪市中央区）にて。開催期間は６月１６日から７月７日まで、入場料無料。「よしもとコレプリ」は１回７００円。