ジャニーズ事務所所属のアイドル・ふぉ～ゆ～の辰巳雄大が６月６日、大阪市内で新作舞台の会見に出席。大阪公演への思いを語った。

７月２９日から大阪で上演される舞台『ふぉ～ゆ～ ｍｅｅｔｓ 梅棒「Ｏｎｌｙ１,ＮＯＴ ＮＯ.１」』では、ダンスエンターテインメント集団・梅棒と初コラボ。２０年以上も同事務所に所属し、数々の先輩のコンサートでバックを務めてきたふぉ～ゆ～らしくジャニーズ楽曲も交え、梅棒流のほぼ台詞がなく、有名なＪ―ＰＯＰを使ってダンスでストーリーを紡いでいくという芝居スタイルに初挑戦する。

今回ふぉ～ゆ～が演じるのは、さまざまな事情から寄せ集められた４人のホストたち。そんなホストクラブ「ＷＨＩＴＥ ＫＮＩＧＨＴ」が梅棒のメンバー演じる強豪ホストクラブ「ＢＬＡＣＫ ＳＨＩＰ」に立ち向かう熾烈なバトルが繰り広げられるという。

激しいダンスの稽古について「ドキドキした」という辰巳だが「メンバーの福ちゃん（福田）から『２４年間ジャニーズにいるから内にある筋肉は衰えていない』と言われ、そうだなと（笑）」と自信をもち直したそうで、「みんな汗だくになりながら稽古をしています」と振りかえった。

これまでの大阪公演の印象について問われると「１番気持ちよかったのは、客席から『なんでやねん！』と聞こえたとき。ツッコんでもらえるのは幸せですね」と即答。過去にコントがうけなくなったとき、ジャニーズＷＥＳＴ・桐山から「１回典型的なものに戻ってみたらどうですか」と助言され、内容を変えて客席からツッコみがもらえたという笑いを追求するエピソードも明かした。

「たくさんの笑いにあふれた舞台になると思います。僕らは生でお客さんの前に１番立っているジャニーズと自負してますし、ここ数年（コロナ禍で）大阪に来れない悔しさもあったので、改めて梅棒さんとタッグを組んで心の底から楽しませる作品ができると思います」と呼びかけた。

大阪公演は「サンケイホールブリーゼ」（大阪市北区）にて７月２９日～３１日。７月６日から東京公演、その後、大阪・愛知公演と巡回する。チケットは全席指定で１万５００円。

取材・文・写真／塩屋薫