きゅうりの漬物×パン!? 神戸の老舗パン屋に「漬物ドッグ」

「陸ノマル井パン(くがのまるいパン)」(神戸市垂水区)の名物「漬物ドッグ」(214円)
ドーンッときゅうりの漬物が乗った、その名も「漬物ドッグ」。「パンに挟んだきゅうり」どころの騒ぎじゃないビジュアルに思わず2度見、いや3度見してしまうほどだが・・・実はこのパン、神戸の西エリアで10年以上にもわたり愛されているそうで、地元民からは「今年は、まだ作らないの?」と聞かれるほどの名物なんだとか。果たして「漬物ドッグ」とはどんなものか? リサーチに赴いた。
■「漬物ドッグ」の正体とは!?
この名物ドッグを製造しているのは、昭和51年創業の「陸ノマル井パン(くがのまるいパン)」(神戸市垂水区)。神戸・三宮から電車で西に約20分ほどのJR垂水駅前周辺に3店舗を構えるベーカリーで、12年前から夏季限定で販売する「漬物ドッグ」(214円)は人気の衰えないロングセラーになっている。

考案者である取締役・末武さんに「漬物ドッグ」が生まれたきっかけについて訊くと、常連のおばあさんから「夏でも食べやすい野菜のパンが食べたい」という一言だったそう。「野菜スティックを挟むのも考えたんやけど、おもんないから丸々1本きゅうりを乗せてしまえって」と、笑いながら語る末武さん。
自身もきゅうりの漬物が好物だったことも、白羽の矢が立った理由のひとつという。そして、試作段階で店頭に並べたところ「めっちゃおもろいやん!」と、きゅうりがでかでかと乗ったビジュアルが女性客にウケたことから、周囲の反対を押し切って販売を始めたそう。

■もはや漬物屋レベル・・・こだわりが炸裂
とはいえ、インパクトだけではなく、「パンに挟む漬物にも手間をかけている」と見た目以上のこだわりがあると末広さんは力説する。
ドッグパンに収まる丁度良いサイズのきゅうりを仕入れ、塩分濃度を研究して黄金比率のつけダレを考案。仕上げには昆布出汁に丸1日漬け込むという漬物屋さんも顔負けのこだわり様で、きゅうりを挟むパンは硬さにこだわった「ソフトフランス」を使用。そして、パンが湿気ないよう「青じそのジュレ」を塗り込んだうえで漬物をサンドするという。

■いざ実食、アリかナシか
「漬物ドッグ」を購入していざ実食。一口かじると、コリッとした漬物の歯ごたえに少し柔らかめのフランスパンの食感が心地よく、青じそジュレの塩味がパンと漬物を絶妙にマッチしている。きゅうりが丸々1本挟んである分ボリューム満点だったが、夏に食べやすい野菜パンというコンセプトは完璧なまでに実践されているといえよう。
途中、横でじっと見つめていた5歳と3歳の娘にもひとくち分けたのだが、子どもも喜ぶやさしい味わい。見た目で食欲をそそるかは好み次第だが、意外とアリだと感じた惣菜パン。この日はランチとしていただいたが、「今度食べる時は酒のアテにしようかな」なんてことが頭によぎった。
■北は北海道、恐るべしその評判とは
そのインパクトと味の良さから「テレビで取材されたときは、半日で1000本も売れたことがある」という人気商品に。その甲斐あってか、店が「神戸の西エリア」という地元民以外はなんともアクセスしにくい場所にあるにも関わらず、北海道からわざわざ足を運んできたお客さんもいたそうだ。

SNSでは地元民を中心に、「マルイパンの名物・漬物ドッグ。漬物きゅうりと、硬めのパンがマッチして美味い」「漬物ドッグうまかった」「地元でしか買えない漬物ドッグ。きゅうりの漬物をパンに挟んでるんだけど、めちゃくちゃおいしい」「お昼には売り切れる人気商品だからレア」などその評判は上々。
普段はまとめて買いをするお客さんも多いため、開店早々に売り切れてしまうこともあるそうで、「毎日、交代で漬物を仕込んでいるんだけどね」と末武さん。「漬物ドッグ」は夏季限定の5月から9月頃までを目処に販売。「マル井パン ブランジェリー店」は、JR垂水駅/山陽垂水駅から徒歩約3分。
取材・文・写真/木田容平
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