メニュー写真よりも実物のほうが大きい「逆写真詐欺」で、たびたび話題になる喫茶チェーン「コメダ珈琲店」（本社：愛知県名古屋市）。現在発売中のデザート「かき氷」も例外ではないようで、ＳＮＳは大盛り上がりとなっている。

毎年夏季限定で販売されるコメダ名物の「かき氷」。今年のフレーバーは、定番の「いちご」「宇治抹茶」に加えて、「３種のフルーツミックス」「アロエマスカット」「コメダ特製キャラメルオーレ」が仲間入りし、全５種となった。

ＳＮＳではさっそく、「想像の３倍くらいでかくて戦慄」「コメダさんのとこのかき氷はデザートじゃない、食事や」「こんなんほぼ牛丼」「大きすぎて途方に暮れてる」と、すでに食べた人々から驚きの声があがっているが、果たして逆写真詐欺は本当なのか？ 記者も注文し、調査してみた。

せっかくなので新フレーバーの「３種のフルーツミックス」を注文。「お待たせしました！」と店員さんが運んできた「かき氷」をみて納得。

器はパスタ皿のような平らで大きいもので（直径２１ｃｍほど！）上から見てもスマホの二回り以上はある。そこに約１２ｃｍの高さまで、かき氷がたっぷりと盛られているのだ。

そしてトッピングのソフトクリームも、一般的なソフトの約２倍の量が横にどーん！ メニューでは３巻きくらいだが、実物は４巻き半くらいで、まさに「逆写真詐欺」。もはやこれだけでも十分では？と思うほどのサイズ感だった。

気になる味についても、さすがＳＮＳで「食べ物のレベルが総じてうまい」との声があがるコメダ。見本よりボリュームがあるので途中から味が薄くなるかもと心配したものの、なかにもシロップがたっぷりで、今回注文した「３種のフルーツミックス」は果肉も入ってジューシーさも抜群だった。トッピングのソフトはミルクの味が濃いので、さっぱりとしたかき氷と組み合わせると味変も楽しめる。

価格は５７０円〜（ミニは４７０円〜・店舗で異なる）で、９月中旬まで一部を除く全国の店舗にて販売されている。