ヒロインが故郷・沖縄から遠く離れた土地で料理人を目指して奮闘する連続テレビ小説『ちむどんどん』（ＮＨＫ朝ドラ）。５月２３日放送の第３２回では、暢子が１０連勤でハードな日々を送る一方、良子は金吾の求婚に悩むシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

上京し、レストランでの就職が決まったものの、勤務初日から１０連勤を言いわたされて疲弊する暢子（黒島結菜）。そんな暢子を密かに案ずるシェフ・二ツ橋（高島政伸）が、オーナーの房子（原田美枝子）に厳しくあたる理由を尋ねると、「因縁があるのよ」と、房子は意味ありげな言葉を残すのだった。

沖縄では、暢子の姉・良子（川口春奈）が御曹司の金吾（渡辺大知）からのプロポーズに悩んでいた。友人の博夫（山田裕貴）への想いを抱きながらも、金吾の執拗な求婚を受け続ける良子は、次第に気持ちが揺れ始めるのだった。

家事や仕事を理由にプロポーズを断ろうとする良子に対し、「家事なんかしなくていい、お手伝いさんを雇えばいい」「（仕事を）続けてもらって構わない」と訴えかける金吾に、ＳＮＳでは「最高のプロポーズでは」「金吾どんだけ心広いの？」「金吾くんはストーカー体質でなければ、結婚相手として最高なんだがな」「金吾、お前はストーカー行為さえ辞めれば完璧だということに気づいてくれ」と、さまざまな声があがっている。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。第３２回では、幼馴染の智（前田公輝）が仕事のため上京し、暢子が再会を喜ぶ。

文／つちだ四郎