ムロツヨシ「自分が面白いと思う場所」、大人が本気で挑む学芸会

2022.4.19 19:15

俳優のムロツヨシ(18日・大阪市内)

(写真2枚)

人気俳優・ムロツヨシが企画・演出・出演する舞台『muro式.がくげいかい』の会見が、4月18日におこなわれ、プロの大人が本気で「学芸会」に挑戦するという同作への意気込みを語った。

2008年に「自分が面白いと思う場所を作って、自分を再発見する。そして『あいつと仕事したい』と言う人を増やす、公開オーディションの場として立ち上げました」という『muro式.』。10年目の2018年に一度ピリオドを打ったが、このコロナ禍をきっかけに再始動。密室にならずに祝祭性も高い、トラックを使った「野外劇」を、2021年4月に東京で上演した。

その舞台を「メッセージ性もなく、観た後になにも残らない、みんなに笑ってもらえる舞台にしたいと思いました。野外はすごく天候や周囲の音に左右されるけど、それをプラスにしていきましたね。ヘリコプターの音も芝居に活かすとか、いろんなアクシデントに対応して、面白いに変えていきました」と、ムロは振り返る。

同公演の音楽を担当した、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が「心温まる笑いで幸せな気持ちになりました」というツイートを寄せるなど、公演はかなり好評だったが、そのあとに控えていた大阪・福岡公演は、3回目の緊急事態宣言のために延期が決定。しかしそれを「ロングラン」だと考えることで、モチベーションを維持してきたそうだ。

「1年間空いたことで、前回作り上げたものの良さを再確認しつつ、役者が飽きている所を変えるという、ブラッシュアップができました。『なんだこりゃ?』という時間も増やして(笑)、よりわかりやすく、より笑ってもらえるものになったと思います。ただ去年はほぼ完売していたのに、今年はまだ・・・ここから恥をかいてでも、満席にしたいです!」と声を大にした。

関西の観客については「認められたらちゃんと追っかけてもらえるけど、認められるまでが大変」との印象があるというムロ。関西進出の大きなきっかけとなったのが、『muro式.』の常連で、本作にも出演している、京都の劇団「ヨーロッパ企画」の俳優・永野宗典と本多力の存在だ。この2人とは「お互いを補い、伸ばしあえる」貴重な関係だという。

「ヨーロッパ企画さんは群像劇をやってるけど、この2人は個のプレイヤーとして好き。それぞれ特徴が違っていて、しっかりした三角形を作れる3人です。師匠のシティボーイズさんにも『あの2人を絶対に逃すな!』と言われたし、2人との出会いは本当に大事。もっともっと、その存在をみなさんに知ってほしい」と、あらためて称賛した。

『muro式.がくげいかい』は5月3日~11日に「花博記念公園鶴見緑地パーゴラ広場」(大阪市鶴見区)で上演。4日と7日には、幼児連れも安心の「ショート・キッズバージョン」を上演する。チケットは一般8000円(キッズバージョンは一般5000円ほか)で、現在発売中。

取材・文/吉永美和子

『muro式.がくげいかい』

会場:花博記念公園鶴見緑地パーゴラ広場 特設会場(大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163)
期間:5/3(火)〜5/11(水)
料金:14時公演(ショート・キッズバージョン):一般5000円、高校生以下2000円
   19時公演:8000円

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