福士蒼汰と宮野真守の最強タッグ、ロックで奇才な時代劇が開幕

2022.3.19 08:45

撮影:田中亜紀

(写真10枚)

「劇団☆新感線」の最新作『神州無頼街(しんしゅうぶらいがい)』が、3月17日に大阪で開幕。主演の福士蒼汰、宮野真守はじめ個性溢れるキャストのエネルギッシュなパフォーマンスに、客席からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。

コロナ禍で延期を余儀なくされ、2年越しの幕開けとなった『神州無頼街』。前作の『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびかり)』(2021)で表現されていた「正統派時代劇」とは打って代わり、いのうえ歌舞伎の醍醐味ともいえる殺陣あり、歌あり、踊りありのお祭り感満載の時代劇が再来。

本作は、幕末を舞台に、そこで生き抜く「口出し屋」(宮野)や「町医者」(福士)などさまざまなキャラクターが、力を合わせ策謀に立ち向かっていく物語。宮野と福士が見せる息の合った掛け合いシーンや立ち回りシーンは圧巻そのもの。同作を通して互いに「最強のバディ」と豪語し合う2人が観客を幕末の世界へと誘う。

そしてそんな2人に立ち向かうこととなるのが、高島政宏演じる「侠客」と松雪泰子演じる「妻」で、スパンコールや奇抜な色で彩られた和装に身を包み、余すことなく「怪演」を魅せる。クセの強いキャストが勢揃いし、カオスな雰囲気さえも感じられる空間だが、強烈な存在感から生み出されるエンタテインメントは至極と言っても過言ではないだろう。

撮影:田中亜紀

作中では、ロックミュージックや日本歌謡も思わせる幅広いジャンルの楽曲が使用されており、宮野のカリスマ性が光る歌声やダンス、高島や松雪のドスの聞いた歌唱シーンは必見で、時代劇という枠組みでは収まらない「エンタメショー」に仕上がった。

演出・いのうえは、「今回は音楽劇かというくらい音楽も入っていて、(人気シリーズ)『五右衛門ロック』のような祝祭劇で、賑やかで暑苦しい新感線が帰ってきました!是非ご期待ください」とコメント。また主演・宮野は「この作品は、とにかく華やか!派手!ど迫力!ポップさもあって心が踊ります。『神州無頼街』カンパニーは最高です!最強です!」と、期待を込めた。

大阪公演は「オリックス劇場」(大阪市西区)にて3月29日まで。チケットはS席1万5800円ほか、現在発売中。

いのうえ歌舞伎『神州無頼街』

会場:大阪府大阪市西区新町1-14-15(オリックス劇場)
期間:3月17日(木)〜29日(火)
料金:S席1万5800円、A席7800円、ヤングチケット2200円

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