１００年の物語を、３世代のヒロインたちで紡いでいく連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』（ＮＨＫ朝ドラ）。３月１８日放送の第９７回では、終戦の日に神社を訪れたるいが、ある人物と出会うシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

終戦の日、錠一郎（オダギリジョー）と神社を訪れていたるい（深津絵里）は、サイレンが鳴り響くなか、軍服を着た父・稔（松村北斗）と出会う。るいに「どこの国とも自由に行き来できる」「お前はそんな世界を生きとるよ」と伝える稔。つかの間の父との邂逅を果たしたるいは、錠一郎に「お母さんを捜しにアメリカに行きたい」と告げるのだった。

亡くなった稔と大人になったるいが出会う展開に、ＳＮＳは「稔さんが出てきた瞬間、涙腺崩壊しました」「ずっと会いたかったお父さん･･･情緒が追いつかんよ･･･」「お盆だからこそ触れ合えた、お父さんの魂。もう何も言えない･･･」「るいちゃんの背中を押したのがまさか稔さんだったとは･･･」と胸を打たれる人が多数続出。

ツイッターでは「＃稔さん」「稔さーん」「＃カムカムエヴリバディ」「終戦の日」「涙腺崩壊」など、関連ワードが続々トレンド入りを果たした。

『カムカムエヴリバディ』の放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。放送は４月８日まで（９日はその週の振りかえり）。

文／つちだ四郎