Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの山田涼介が３月１５日、「ひらかたパーク」（大阪府枚方市）でおこなわれた、主演映画のキックオフイベントに登場。今作への役作りなどについて語った。

同作は漫画家・荒川弘による大人気コミックを実写映画化したもの。２０１７年公開の第１作目は興行収入約１２億円の大ヒットを記録。続編となる今作は最終話まで描き切る完結編で、２部作構成となっている。

前作に引き続き、主人公のエドワード・エルリック（エド）を演じる山田は、会見中に初公開された約２分半にわたる予告動画を見て、「･･･大変だったなあ」としみじみ。今作について問われると、「『ここで光を入れた方がいいんじゃないか』とか、アニメへのリスペクトを持って、すごく細かいところまで話し合いましたね。ＣＧもスケールアップしてますし、絵力はものすごくパワーアップしていると思うので、そこも楽しんでいただきたい」とアピール。

また、今回のオファーを受けて「めちゃくちゃ筋トレしました」と明かした山田。「見た目を近づけるという点もですけど、心でも強くありたいというか。身が引き締まりますし、自分がやらないと納得しないので。意思表示じゃないですけど、かなり鍛えました」と役作りについて語った。

会見に同席したアニメ版でエドの声を演じる声優・朴ロ美は、「さっき（映画の）映像を少し拝見させていただいたんですけど、山田くんが演じるエドがちゃんと変わっていってる気がして。作品を重ねるごとに、エドとしてちゃんと成長しているんだなってことをすごい感じたので、そこを見るのが楽しみだなと」と、コメントした。

そして、「最後までエドを演じて、正直言うと疲れました。ただ幸せでしたね。この作品のおもしろいところって、ただ強い敵が出てきて戦います、じゃないんです。そこには絶対人間ドラマがあって、嫌なことも楽しいことも全部をみんなと共有してどんどん人として強くなっていく。そこを全部背負って演じるので、やっぱり疲れるんですよ。だけど、人としてすごく成長できた充実した日々でしたね」と撮影を振りかえった。

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー／最後の錬成』は、２部作（５月２０日・６月２４日公開）で公開される。