「京都水族館」（京都市下京区）の開業１０周年を記念したイベントが３月１４日におこなわれ、京都府出身の兄弟お笑いコンビ・ミキが登場した。

同館と同じく、今年で結成１０周年を迎えたミキ。弟でボケ担当の亜生は、「もう１０年も経つんですね。京都に水族館ができるって聞いたときは、ワクワクが止まらなかったです」と当時を振りかえった。

また、結成当時の思い出を聞かれた兄・昴生は、「僕はコンビ結成当時、『１０年は何もないと思え』って亜生くんに言い聞かせてたんですよ。でもその次の日にもうオーディションに受かって･･･。亜生くんのおかげです。まさかこんな濃い１０年になるなんて」と感慨深げな様子で語った。

さらに、イベント内でイルカの「テン」と漫才を披露した亜生。学生時代にトレーナーを目指しながらも芸人の道を選んだことを思いかえし、「芸人になってからこんな風にイルカさんと触れ合うことができて･･･。ほんと、お兄ちゃんとコンビ組んで良かったなと思いました」と相方への感謝を口にした。

３月１４日で１０周年を迎える同館では、年内いっぱい「１０周年Ｙｅａｒ」をおこなう。１０年間の展示をテーマにした企画展やオオサンショウウオの新展示など、新たな取り組みを予定している。

取材・文・写真／つちだ四郎