新喜劇×NMB、初のミュージカルに「劇中劇も楽しんで」

2022.3.10 17:15

左から上西怜、小嶋花梨、渋谷凪咲、川畑泰史、すっちー、島田珠代(10日撮影、大阪市内)

(写真5枚)

「吉本新喜劇」とアイドルグループ・NMB48がコラボするミュージカル『ぐれいてすと な 笑まん』が、5月14日より「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市中央区)でスタート。その発表会見が3月10日に大阪市内でおこなわれ、吉本新喜劇から川畑泰史、すっちー、島田珠代、NMB48から渋谷凪咲、小嶋花梨、上西怜の計6名が登壇した。

これまでも数々のコラボをおこなってきた2組が、今回はミュージカルに初挑戦。吉本新喜劇の座長・川畑が書き上げた台本をもとに、演出にはブロードウェイミュージカルなどを手がける玉野和紀氏を迎え、大阪・東京で計17公演おこなう。

物語の舞台は、地球とよく似た星の大阪によく似た国『なんば』。ここでは笑うと感染る「アホナウイルス」が蔓延していることから、笑いが禁止とされていた。そんななか、新喜劇やNMBのメンバーが成長していく過程が見どころのひとつとなっている。

同ミュージカルでも座長を務める川畑は、開口一番「こんなにありがたい話はない」と感激。「NMBと共演するときは、いっつもフワフワした気持ちでなんですけど、今回は一切そういったものはなしにして『真剣な川畑』をお見せられたら」と意気込み、「お芝居のなかには劇中劇として『アイドル公演』や『新喜劇』を盛り込むので、いろんな方に満足していただけると思います」と本作をアピールした。

続けて、「台本自体は2週間くらいで割と早く書けたんですけど、配役は1カ月かかってもよう決められなかったですね。NMBを愛しすぎてるというか・・・『恋と愛の間』って感じですかねえ」と、NMBの26枚目のシングルタイトルになぞったコメントでニヤリとするも、「あんまりうまくなかった」「下手キモい」と周りから厳しい声が飛び交い、記者陣の笑いを誘った。

同ミュージカルは、5月14日〜22日(17・18日は休演)「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」にて、その後「明治座」(東京都中央区)にて上演。チケット一般販売は4月9日より、料金は特典付きチケットA9800円(大阪公演、配信あり)ほか。

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