兵庫県は３月３日、新型コロナウイルスの新規陽性者を３４８３人と発表した。そのうち擬似症患者は２４１人（累計陽性者数は２７万１５６７人）。

この日の新規陽性者は、前週と同じ曜日の人数（２７６４人）より７１９人増で、１２日ぶりに前週を上回った。エリア別では神戸市１１２８人、西宮市４０６人、尼崎市４０２人、姫路市３０８人、明石市１９２人、そのほか県所管分で１０４７人（新規陽性者の直近１週間平均は３４４１.６人）。

現在入院中の重症者は３６人（前日比マイナス１人）、重症病床使用率は２５.３％で、全体の病床使用率は６６.５％に。また、宿泊療養使用率は１５.１％で、自宅療養者は２万６１４２人となった（いずれも３月１日時点）。国内ではオミクロン株よりさらに感染力が強いとされる「ＢＡ.２（ステルスオミクロン株）」への懸念が高まっており、県は引き続き感染防止対策の徹底を呼びかけている。