三重・名阪上野ドライブインが55年の歴史に幕、跡地は未定

2022.3.2 09:00

55年の歴史に幕を閉じる「名阪上野ドライブイン」(三重県伊賀市大内)

(写真2枚)

名阪国道が開通した翌年の1966年(昭和41年)に開業した「名阪上野ドライブイン」(三重県伊賀市大内)。名阪国道に付随するSA、PAではないものの、年間約8万台の大型バスが利用するなど、ここを走るドライバーや近隣住民の憩いの場として親しまれてきた同施設が、3月31日・夕方6時をもって55年の歴史に幕を閉じる。

名阪上野ドライブインは、観光面を強化するため2012年に「忍者ドライブイン」としてリニューアルし、約1万7000平米の敷地面積、2階建ての施設に飲食店や土産物店が並び賑わった。しかし、新名神高速道路の開通や旅行スタイルの変化もあり、2018年の大型バス駐車台数は約1万4000台に。コロナ禍による自粛も重なって経営の悪化が進んだ。

現在、同施設では閉店感謝セールが実施されており、「レストランUENO」では看板メニューの「伊賀牛炙り焼肉丼」「伊賀牛カレー」などの伊賀牛肉が20%増量されるほか、55周年にちなんで「伊賀牛ステーキ膳」3300円が2550円に。また、フードコートではにしんうどん650円が550円で楽しめ、売店では550円、1255円、1555円の福袋も販売されている。

マスコットキャラクター・忍にゃんは「伊賀上野観光協会」に贈呈されるという

同施設の大井支配人は、この賑わいについて「写真を撮る方が毎日いらっしゃるなど、いつもとは違う雰囲気にみなさまに惜しんでいただけているんだと実感しています。あって当たり前の施設がなくなってしまうことに申し訳なさを感じていますが、あと1カ月、少しでも喜んでいただけるよう頑張ります」とコメント。閉店感謝セールは3月31日まで。

なお、跡地活用について土地や建物を所有する「三重交通グループホールディングス」に尋ねたところ、現在検討中だという(3月1日現在)。

取材・文/上地智

「名阪上野忍者ドライブイン」

住所:三重県伊賀市大内2017
電話:0120-14-1487

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