奈良県は２月８日、新型コロナウイルス陽性者を新たに１２０２人確認したと発表。２月５日（１０２２人）以来、１日あたりの陽性者数としては過去最多となった。

この日明らかになった新規陽性者は、中等症が１６人で、残る１１８５人が無症状を含む軽症（１人死亡）。現在治療中の患者は１万９４０人で、うち重症者は前日同様２０人、中等症が１人増の２１２人、無症状を含む軽症は１９５人増の１万７０８人に。

奈良県の１日あたりの陽性者数

【２月１日（火）】８０３人（重症病床の占有率４７％）

【２月２日（水）】９０８人（同４１％）

【２月３日（木）】９２９人（同３８％）

【２月４日（金）】１０１０人（同４４％）

【２月５日（土）】１０２２人（同５０％）

【２月６日（日）】８３３人（同５６％）

【２月７日（月）】９３１人（同５９％）

【２月８日（火）】１２０２人（同５９％）※過去最多の陽性者数

また、県内障害福祉施設で、利用者および職員の計１１人の感染が判明。日常の介護や送迎時の対面から施設内感染が発生したと推測され、県はクラスター事案と認定。施設はすでに消毒を実施し、１月２１日以降、事業を中止している。