兵庫県は１月３０日、新型コロナウイルスの新規陽性者を４４５０人と発表した（累計陽性者数は１２万７７３０人）。

この日の新規陽性者は、前週と同じ曜日の人数（２６８１人）より１７６９人増、５日連続で４千人を上回った。エリア別では神戸市１５４６人、尼崎市６４５人、西宮市５９９人、姫路市４０８人、明石市２５２人、そのほか県内１０００人、県内全域で感染拡大が続いている（新規陽性者の直近１週間平均は３８８８.８人）。

現在入院中の重症者は２０人（前日比マイナス１人）で、重症病床使用率は１４.０％に（療養中の陽性者に対する重症者の割合は０.０６５％）。中等症以下は８５７人で（前日比マイナス４人）、入院病床使用率は６１.８％となった。また、宿泊療養者は５０１人で、自宅療養者は２万４７８６人（いずれも１月２９日時点）。

この状況に齋藤元彦知事は３０日のツイッターで、「本日も新規陽性者は高止まりとなっています。昨日から神戸市がノエスタ大規模接種会場（ピーク時規模３５００人／日）の運用開始など、市町のワクチン接種体制が進んできていますが、更なる接種促進に向けて市町としっかり連携していきます」と説明。そのうえで県民に向け、「基本的な感染対策の徹底もよろしくお願いします」と訴えた（原文ママ）。