国内メーカー唯一「炭酸OK」の水筒が誕生、開発経緯を訊いた

2022.1.24 16:15

冷たいまま、シュワシュワ感を持続したまま炭酸飲料を楽しめる「真空断熱炭酸ボトル」

(写真5枚)

魔法瓶や家電などを製造販売するメーカー「タイガー魔法瓶」(本社:大阪府門真市)から、1月21日に発売された「タイガー真空断熱炭酸ボトル」。国内で唯一(※)、炭酸飲料に対応したという画期的なボトルの誕生について、広報担当者に詳しい話を訊いた(※2022年1月11日時点)。

──炭酸飲料が好きでよく飲むので、炭酸飲料対応のボトルが発売されるのはとてもうれしいです。炭酸飲料対応ボトルの開発に至った経緯を教えてください。

実は、以前から「真空断熱ボトルに炭酸飲料を入れたい」とお客さまから多く要望をいただいていました。また、日々真空断熱ボトルを使っている社員からも、同じ声が多くあがっておりまして。

そこで、既成概念に囚われず「禁止とする理由」を紐解いたうえで、それらを解決する「栓」を開発することになりました。

──つまり「栓」が重要だったのか! ということは、やはり従来のボトルに炭酸飲料を入れるのはよくないのですね。

そうなんです。一般的な真空断熱ボトルに炭酸を入れると、本体の内圧が上がり、栓が開かなかったり、内容物が吹き出たりと、部品が破損して飛散する可能性があり危険です。ですので炭酸飲料対応のボトル以外は、弊社取扱説明書に炭酸飲料は入れないよう注意書きをさせていただいております。

■ 噴き出す炭酸水を浴びながら…約2年かかって開発

──構想から開発までどれくらいの期間がかかったのでしょうか。また、苦労した点はありますか?

構想から商品化まで約2年かかりました。やはり「炭酸ガスの内圧に耐えうる栓構造」の開発に苦労しましたね。開発段階の試験では、担当者が噴き出す炭酸水を何度も浴びるなど大変でしたが・・・(苦笑)、試行錯誤の結果、炭酸対応栓の開発に成功しました。

吹きこぼれを防ぐ「炭酸ガス抜き機構」と「安全弁」

今回は、キャップ開栓時に炭酸ガスが抜けてふきこぼれや飛び散りを防ぐ「炭酸ガス抜き機構」、万が一、ボトル内の圧力が異常に高まった際、炭酸ガスが自動で抜ける「安全弁」を備えた独自の「バブルロジック」を採用しました。飲料市場では各社から続々と「強炭酸水」が発売されており、それらにも随時対応しなければならないことが、本当に大変でした。

──ジュースやビールなどのアルコールはもちろん、強炭酸水にも対応しているんですね! 夏場にはフルーツ酢を炭酸で割ったものをよく飲むのですが、お酢は大丈夫ですか?

お酢を入れることは、サビを発生させる可能性があるため、入れないようお願いをしております。お酢入りのドリンクも同様です。なので炭酸水はもちろん、加糖の炭酸飲料、ビール・ハイボールなどのアルコールを入れてお楽しみください。

──サイズ展開も豊富で迷っちゃいます。

0.5L/0.8Lサイズは、スポーツ観戦やオフィス・テレワーク時の個人利用に。1.2L/1.5Lの大容量サイズは、アウトドアやキャンプ、複数人数でのシェア利用に、お使いいただければと思います。

炭酸飲料がお好きなあらゆる方にお使いいただける真空断熱炭酸ボトルなので、いつでもどこでも冷たくフレッシュな状態で炭酸飲料を持ち運ぶことができる喜びを感じていただきたいです。アルコールを入れてご利用いただく際は、国・地域の法令を遵守のうえ、ご使用ください。

「タイガー真空断熱炭酸ボトル」は、1月21日発売。0.5L(6000円)、0.8L(6500円)、1.2L(7000円)、1.5L(7500円)の4サイズ展開。

取材・文/野村真帆

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