百貨店「阪急うめだ本店」（大阪市北区）で開催中の企画展『「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』（１２月９日〜）。そのメディア向け内覧会に、声優・島本須美と「三鷹の森ジブリ美術館」シニアアドバイザー・髙橋望氏が出席した。

深い関わりのある『スタジオジブリ』と雑誌『アニメージュ』の両者にスポットを当てた同展。その内容は日本のアニメ史を総括する内容となっており、『うる星やつら』や『宇宙戦艦ヤマト』などの名作アニメーションに関する展示もおこなわれている。

『風の谷のナウシカ』でヒロインを演じた島本は、この日実施されたギャラリートークにナウシカの相棒・テトのぬいぐるみを持参。劇中さながらの演技で、「わあ！ キツネリス！」と言ってみせるなど、場を盛り上げた。

また、『機動戦士ガンダム』エリアのトークで高橋氏は、「映画を作るとか、アニメーションがビジネス的に価値があるという道を、『ガンダム』が作ってきたと僕は思う」と言及。それに対し島本は、「こうしてアニメの文化的価値が上がるのはうれしく思います」とし、「他人事ながら･･･だって私、『ガンダム』は出てないんだよね〜（笑）。 小さい役とかで出てるのかな！？」と笑ってみせた。

続けて、「メインキャラクターでわたしも出演したい！ まだ続いてるでしょ？ 」と、『機動戦士ガンダム』シリーズへの参加を熱望した。同企画店は２０２２年１月１０日まで、料金は一般・大学生１５００円など。