「より良くしていく自信とメンバーは揃っている」（白岩）

──パフォーマンスに重きを置くＪＯ１の真骨頂が、公開するたびに「美しすぎる」「期待を上回る」との声が相次ぐＭＶやＰＶでもあると思うのですが、収録曲からは『僕らの季節』のＭＶと『Ｗｅ Ａｌｒｉｇｈｔ』のＰＶが公開されました。今回の撮影のなかで、意識されたことはありますか？

佐藤：今回はしっとりした曲が多め。ダンスの面では振りというより感情で、手の動きとか魅せ方を意識しています。

白岩：振りが難しくないからこそ単調に見えてしまうというか。細かい話で言ったら目線や顔の向き、バラードのような曲のダンスこそ表現力が求められるので難しいですね。その点で、次へのステップアップにはなったのかな。

──直近ではテレビ出演も増え、活躍の場が着々と広がっていると思います。話題になる度にＳＮＳではトレンド入りをして、直近では『Ｔｗｉｔｔｅｒトレンド大賞』も３冠と･･･ＪＡＭのみなさんは団結力がすごいですね。

白岩：日頃からめちゃめちゃ支えになってます。デビューのときからそうですけど、ずっと感謝しかないです。そのお陰で頑張ろうって気になりますし、僕たちにより色を加えてくれているというか。それに負けないくらいもっと努力しないといけないし、もっとたくさんのことをＪＡＭにしていかなきゃいけないなって思いますね。

──３年目を迎えるにあたって、今後の意気込みを教えてください。

佐藤：グループとしての強みのダンスもそうですし、心を１つにしてチーム力が高くなってきているので、それをもっと磨いていきたい。前作の『ＳＴＲＡＮＧＥＲ』や今作も落ち着いた大人っぽい曲が多いんですけど、３年目はバチバチにいきたいですね。あとは、今回のライブで披露したユニットみたいな取り組みももっとしていきたい。ダンス、歌、ラップとかで分けるんじゃなくて、１つの曲でがっつりやりたいですね。

白岩：３年目っていうのは個人的にもグループ的にも今後を大きく左右する、勝負の年になるというのはずっと思っていました。今まで頑張ってきた分、感謝の気持ちを持ちつつも、僕たちも変わっていかないといけないし、周りの環境も変えていかないといけない。それぞれいいものを持っているメンバーが揃っているし、もっとみんなで話し合って、思いを固めてスタートラインに立ちたいです。

──デビューから今までの積み重ねを、爆発させる年にしたいと。

白岩：そうですね。あと個人的には、オーディション番組が日本で流行ったのは少なからず僕らの影響があると思っています。それを見てこの世界を目指した子たちに、僕たちが自信なかったらすごい申し訳ないですし、僕らは常にかっこいい背中を見せていかないといけないという思いがあって。そういう先輩がいることで、日本の音楽シーンがもっと盛り上がったりレベルが上がったりする。後輩に負ける気はさらさらなくて、より良くしたいし、より良くできるっていう自信もあります。グループとしても、もっといろんなことができると証明できる年にしていきたいですね。