近大が開発した鶏肉「アスリー鶏(と)」、初めて大阪で販売

2021.11.26 06:45

右から「近の大和地鶏」ももねぎ串300円(各日限定100本)と料理例のすきやき鍋

(写真8枚)

「近大マグロ」「近大メロン」など独自の話題商品を生み出す「近畿大学」(大阪府東大阪市)が、鶏肉「アスリー鶏(ト)」を大阪市内で11月25日に発表。「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で、11月26日から初めて販売される。

「アスリー鶏」は、同大学薬学部の多賀淳教授と地元の企業「マシン・メンテナンス・サービス」(東大阪市)が共同開発。2020年の12月から奈良の養鶏所「フード三愛」で飼育した産学連携商品として誕生した。

2016年に、コレステロールを低減させた卵「近の鶏卵」が商品化され、多賀教授は「年々高まる健康志向やアンチエイジングを意識し、鶏にも応用できるのではと、飼育水が空気に触れない専用装置などの開発を進めました」と経緯について説明する。

水中の気体を取り除き、酸化防止や浸透性が向上した「脱気水」を使うことで、栄養バランスが保たれた飼育方法を実現。その結果、一般の鶏肉に比べてコレステロール値が25%低く、臭みのない肉質や弾力ある歯ごたえが特徴となっているのだという。

「アスリー鶏」は「近の大和肉鶏(きんのやまとにくどり)」という名称で、11月26日から3日間限定で販売。精肉「鳥芳」では「もも肉」(400円・100g)など5種、惣菜「鳥芳 やきとり売場」では「ももねぎ肉串」(300円・各日100本限定)が登場する。

取材・文・写真/塩屋薫

「阪急うめだ本店」

住所:大阪市北区角田町8-7
営業:10:00~20:00
電話:06-6361-1381
※「近の大和肉鶏」はB2の精肉「鳥芳」、B1の惣菜「鳥芳 やきとり売場」での11/26(金)~3日間限定販売

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本