「SUPER RICH」で注目、クールな演技派女優・菅野莉央

2021.11.14 09:00

キャリア26年を誇る演技派女優・菅野莉央

(写真4枚)

現在放送中のドラマ『SUPER RICH』(木曜・夜10時、フジテレビ系)で江口のりこ演じる主人公の経営する会社のマーケティング責任者・鮫島彩を演じているのが、菅野莉央さん。すでにチェック済みの人も多いかもしれないが、彼女が映画『仄暗い水の底から』で黒木瞳の娘を演じていた少女といえば、驚く人もいるのでは?

2歳で芸能事務所に入り、4歳でドラマデビュー。以降、マイペースながらもキャリアを中断することなく女優として活動を続けてきた。最近では『下町ロケット』や『監察医 朝顔』で印象的な役を演じるなど、キャリア26年目(!)にして順調に存在感を発揮している彼女に、子役時代から現在に至るまでの思いを聞いた。

取材・文/井口啓子 写真/一井りょう

「初めて仕事だと意識したのは小学6年生」(菅野莉央)

──私自身、映画『仄暗い水の底から』(2002年・中田秀夫監督)や『ジョゼと虎と魚たち』(2003年・犬童一心監督)は当時劇場で観ていたのですが、恥ずかしながら、あの少女が菅野さんだと最近知りまして、こんなに大きくなって! と親戚のおばちゃんのような気分になりました(笑)。

ありがとうございます。かれこれ20年前とかになるので、さすがに歳もとりました(笑)。

──現在28歳にして25年以上のキャリアって、数字にすると改めてすごいです。芸能界入りのきっかけは何だったんでしょう?

私は憶えてないんですが、母の友人が子ども雑誌でオーディションの記事を見て、記念になるから応募してみようよって誘ってくれたらしくて。遊び半分で応募して、まさか受かって、その後も続けることになるとはまったく思ってなかったらしいです。

かつては「無理にテンションを上げてました」と笑う菅野莉央

──じゃあ、ご本人としても気付いたらお芝居をしてたみたいな?

そうですね。小さい頃はお仕事という意識もなくて、友だちがピアノとかの習い事に行ってるのと同じように、私は撮影に行くんだと思ってましたね。やっぱり子役だと、周りの方もやさしいんですよ。出番以外の時間も、スタッフの方が遊んでくれたりするので、撮影に行ったら遊んでもらえる! という感覚でした。

──よく、子役出身の方から「みんなが遊んでるのに遊べなくて悔しかった」みたいな話も聞きますが、菅野さんは楽しんでやっていたんですね。

中学・高校も芸能コースとかではなく普通の学校だったので、自分のなかでオンとオフがはっきりあったんでしょうね。仕事を引きずらず、文化祭もちゃんと参加したり、わりと学校生活を楽しんでましたね。

──自分のなかでお芝居することが「お仕事」になったのは、いつぐらいでしたか。

何回かあったんですが、初めて仕事だと意識したのは小学6年生のときです。なんか偉そうで恥ずかしいんですが、最初に入ったのが子役専門の事務所だったので、小学校を卒業したら辞めるか、別の事務所を探して続けるか、進路選択みたいな感じになって。そこで、親とも話し合って、このまま続けたいと、今の事務所のアミューズに入れていただいたんです。その時に「これからは仕事になるんだな」と、小学生なりに感じました。

──仕事を意識することで、変わったことはありますか。

子役のときは、監督さんがすべて指示してくださるんです。ここでこういう風に泣いてみてとか、わかりやすく指示してくれるので、その通りにやれば良かったんです。それが中高生になると、台本に書かれてることに自分でプラスして考えて、役を作っていくということが求められてきて。「あ、切り替えなきゃ」と思いました。言われたことをやってるだけじゃダメだというのは、今もそうで、やればやるほど感じることです。

菅野莉央

1993年9月25日生まれ、埼玉県出身。2歳の頃に芸能界入り、『校長が変われば学校も変わる』(1997年)で役者デビュー。2002年、『仄暗い水の底から』で映画初出演。以降、数々の映画、ドラマに出演。

ドラマ『SUPER RICH』
毎週木曜・夜10時〜放送(フジテレビ系全国ネット)
出演:江口のりこ、赤楚衛二、町田啓太、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島陸、野々村はなの、茅島みずき / 矢本悠馬、志田未来、中村ゆり / 戸次重幸、美保純、古田新太、松嶋菜々子

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