朝ドラ「カムカム」京都編に、本郷奏多や松重豊らが決定

2021.11.5 07:45

『カムカムエヴリバディ』京都編。左上から時計回りに川栄李奈、本郷奏多、三浦透子、新川優愛、松重豊、青木柚、榊原誠(撮影・川村将貴)、徳永ゆうき (C)NHK

(写真1枚)

ラジオ英語講座とともに歩んだ3人のヒロインの物語を描く連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。3代目ヒロインが活躍する「京都編」の出演者が発表された。

初代ヒロイン・安子(上白石萌音)の娘が2代目ヒロイン・るい(深津絵里)で、そのるいの娘である3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)の物語は昭和40年代の京都からスタート。戦後、日本は大きく様変わりし、ひなたはどこか時代に取り残されていく。

どこか時代遅れだったり、クセものだったり・・・さまざまな人々との出会いを通して、ゆっくりと成長していくひなた。そんな彼女に大きな影響を与える個性豊かなキャスト11人が今回発表された。

若き大部屋俳優・五十嵐文四郎(いがらし・ぶんしろう)を演じるのは、連続テレビ小説初出演となる本郷奏多。時代劇に憧れ京都にやってきたが、上下関係が厳しい撮影所の男社会に馴染めずにいる人物で、染まらず、こびず、けれど努力は怠らず・・・自分はスターになれると思い込む、生意気で無愛想でちょっと頭でっかちな男だ。将来の進路に迷うひなたを、大いにかき乱し続けるという。

本郷は、「僕が演じさせていただく五十嵐というキャラクターは、 時代劇が盛り上がっていた時代の大部屋俳優という役どころになります。時代背景を勉強し、スタッフのみなさまとディスカッションをしつつキャラクターを形成していきたいです。そして朝ドラに参加させていただくのは初めてなので、すてきなみなさまが作り上げる作品に少しでもお力添えできるよう精いっぱい演じたいと思っています」とコメントしている。

また、日本の時代劇を支えてきた大部屋俳優・伴虚無蔵(ばん・きょむぞう)には松重豊が決定。普段から着流し姿で暮らし、時代劇言葉で話す変わり者で、時代劇をこよなく愛するひなたにとって、やがて師匠のような存在になっていく役どころだ。

そのほか、三浦透子、新川優愛、青木柚、おいでやす小田、平埜生成が朝ドラ初出演。演歌歌手の徳永ゆうきや子役の新津ちせ、22年ぶり(1999年の『すずらん』)の朝ドラ出演となる女優の松原智恵子、さらに25年ぶり(1996年の『ひまわり』)となる安達祐実など、話題だらけのキャスト発表となった。

3代目ヒロイン・ひなたを演じる川栄は、「こんなにもすてきなキャストの方々とこの作品を作っていけることを本当にうれしく思います。明るくにぎやかな撮影現場になるんだろうなと、今からワクワクしています。みなさんからたくさん学ばせていただきながらおばあちゃん、お母さんから受け継いだバトンをゴールまでしっかりと繋いでいきたいと思います。ひなた編も楽しみに待っていてください!」とアピールした。

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