高級磁器ブランド「リヤドロ」と「ＪＷマリオット・ホテル奈良」（奈良県奈良市）がアフタヌーンティーで初のコラボレーション。１０月１日から開催される。

１９５３年、スペインのバレンシア州で豊かな色彩と生き生きとした表情の磁器人形を創り出した同ブランド。すべての工程をさまざまな職人の手作業によりひとつひとつ精密に作られているのが特徴で、高い芸術性からロシアの「エルミタージュ美術館」など著名なミュージアムに展示・所蔵されている。

そんな「リヤドロ」が食とコラボしたのは日本初。磁器のツルッとしたシンプルな丸や四角の形をイメージしたビジュアルに加えて、スペイン風オムレツやピンチョス、スペイン・カタルーニャ地方のクレームブリュレのようなスイーツ「クレマ・カタラーナ」など、随所にスペインらしさが活かされている。

また、リヤドロ社の優雅なクラシックスタイルの磁器人形や現代アーティストとのコラボ作品などに囲まれた空間で、「リヤドロ」の最新作である植物プランター『ＰＬＡＮＴ ＴＨＥ　ＦＵＴＵＲＥ』がほかに先駆けて日本初披露されるのも見どころだ。

「『生の植物』がひとつのテーマ。ポーセリン（磁器）も植物、動物も最後には土（地球）に戻って行くので、ＳＤＧｓとしてサイクルしていくイメージです」と同ブランドの広報担当者は説明する。料金は５８００円。１階のラウンジバー「フライング・スタッグ」にて、期間は２０２２年１月３１日まで。

取材・文・写真／いずみゆか