兵庫県・淡路島にある「淡路サービスエリア」が今夏、ＳＡで全国初となるソフトクリームロボットを導入。キュートな牛型のロボットが、せっせとソフトクリームを作る姿が愛らしく人気を集めている。

「淡路ロボソフト」が作るのは、淡路島牛乳を使用した「ミルクソフトクリーム」（イートイン３６０円、テイクアウト３５０円）。シンプルながら、口いっぱいに広がる濃厚なミルクの風味と、きめ細かくなめらかな口溶け、贅沢な味わいで、これまでもフードコートＮｏ.１の人気を集めていた。

今回の牛型ロボットは注文を受けてから、わずか２７秒で１個完成。ゴキゲンに歌いながら、全身を使って上手に巻き上げたソフトクリームを「どうぞ」と、うやうやしく差し出してくれる。

元気な掛け声やポップなビジュアル、コミカルな動きもかわいらしく、写真や動画で撮影するカップルや子連れのファミリーも多い。

また、人と非接触で直接ロボットからソフトクリームを受け取れるため、新型コロナウイルスの感染予防対策としても好評。担当者によると、売れ行きも例年より１０％アップしたという。

明石海峡大橋の絶景を楽しみながら、旬の食材などが味わえるレストランやカフェ、ラーメン専門店も軒を連ねる「淡路サービスエリア」。

淡路ＳＡ（上り）と淡路ＳＡ（下り）を自由に行き来できるので、淡路島ドライブのお楽しみとしてチェックしておきたい。

取材・文／みやけなお