尼崎が舞台の新ドラマ、初回は元ヤクザが脱ムショで珍行動!?

2021.9.25 20:15

第1話より(左から主人公・陣内宗介(北村有起哉)、夜勤部長(板尾創路)) (C)ABCテレビ

(写真3枚)

14年ぶりに出所した元ヤクザの「脱ムショ暮らし」を描いたドラマ『ムショぼけ』(ABCテレビ)が、10月3日よりスタートする。

同作品は、人情の街・尼崎を舞台に繰り広げられる笑いと涙の任侠コメディー。主人公のヤクザ・陣内宗介(北村有起哉)は孤独な刑務所暮らしを終え出所するが、様変わりしてしまった世の中に困惑してしまう。そんな陣内の前に見覚えのあるひとりの男が現れ、新たな悪夢が始まっていく・・・というストーリー。

第1話は、5000万円の報奨金と自らの組をもたせてもらう事を条件に、敵対する組織の組長襲撃という一世一代の大勝負を実行したヤクザ・陣内宗介(北村有起哉)が、裏切りを受けるところから始まる。刑務所暮らしのなか、すべての報酬は反故にされ、組からは破門されてしまう始末。挙句の果てに、妻からは離婚届を突きつけられ、獄中離婚・・・陣内は刑務所ですべてを失ってしまう。

月日は経ち、14年後。晴れて出所した陣内は、カタギとして生きていく事を決意するが、刑務所暮らしの間に世の中が変わり果てていることに驚愕する。コンビニに行けばレジ袋は有料、居酒屋は全面禁煙、出所祝いとしてオカン(末成映薫)からはスマホをプレゼントされるが、使い方を覚えるだけで一苦労。

さらに、長きにわたる刑務所暮らしによって染みついた習性が抜けず、街中で奇妙な珍行動を取ってしまう。憧れていたはずのシャバ暮らしに戸惑いを隠せない陣内の前に現れたのは、刑務所時代にお世話になった刑務官の夜勤部長(板尾創路)だった。そして戸惑う陣内に、「お前は重度のムショぼけや・・・」と、現実社会の厳しさを次々と突きつけるのであった。

今作が連続ドラマ初主演となる北村は、全編関⻄弁の体当たりな演技で挑む。板尾演じる、独特な雰囲気を持つ謎の男との流暢な掛け合いも見どころだ。同ドラマは10月3日・夜11時55分よりスタート(関西ローカル)。

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