大阪市が優先接種枠に妊婦を追加、インテックス会場は閉鎖へ

2021.8.29 06:45

会見でのフリップより「大阪市大規模接種センターにおける優先予約枠の設定について」(8月26日・大阪市役所)

(写真2枚)

大阪市が、8月30日から大規模接種センターの予約枠を拡大し、優先接種対象者に「妊婦及びその配偶者」を追加。また、同センターの接種会場が9月27日から「扇町プール」(大阪市北区)と「心斎橋BIGSTEP」(大阪市中央区)に変更される。

ワクチン接種におけるこれまでの優先対象者は、基礎疾患を有する人や高齢者施設・児童福祉施設の従事者、幼稚園・小学校の教職員など。今回、新たに妊婦と配偶者(パートナーを含む)が追加されることになった。

これは、千葉県でコロナ陽性が判明した妊婦(妊娠8カ月)の入院先が決まらず、新生児が死亡した事故が17日にあったのも一因となっている。

26日の定例会見で松井一郎市長は、「陽性となった妊婦が出産する場所がなかったのが大問題。府ではコロナ陽性の妊婦の受け入れ病床を57床、そのうち出産が可能な病床を19床揃えている。体制を整え、病床の上積みができるよう要請している」と話す。

そして、「やはり感染したくないという妊婦は大勢いる。感染しても重篤にはなりたくないという声を受けて、ワクチンが増量された分の優先接種に妊婦と配偶者を追加した」と説明。

また、「僕の身近にも妊婦がいるが、非常に敏感な問題で接種はすごく悩んでいる。我々は打てる環境は作るが、かかりつけ医が丁寧に説明し、納得したうえで接種してほしい」と話した。

現在の大規模接種センターの会場「インテックス大阪」は9月26日で閉鎖。1回目が「インテックス大阪」の場合でも、閉鎖後の2回目は「扇町プール」か「心斎橋BIGSTEP」での接種となる。

取材・文・写真/岡田由佳子

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