大阪府は７月２７日、新型コロナウイルスの新規陽性者を７４１人と発表（累計陽性者数は１１万４８３人）。また新たに報告された死亡者はいなかったため、累計死者数は２７１９人のままとなった。

この日の検査数は８９１０件で、陽性率は８.３％。年代別に見ると２０代が２３４人と突出して多く、次いで３０代が１４５人、４０代が１２９人とこれまで２桁止まりだった３０代、４０代も３桁台になるなど感染者数の増加が止まらない。現在入院中の重症者は６２人、重症病床使用率は１９.４％だった。

この日の新規陽性者は５月１５日以来の７００人超えとなり、累計陽性者数はついに１１万人台となった。３回目の緊急事態宣言から蔓延防止対策措置に移行、一度は感染者が減少したが、４連休が明けた今再び急速な勢いで感染が拡大。府は予断が許されない状況にあるとして、感染対策の徹底を呼びかけている。