日本で2番目に小さな奈良の町・三宅町、複合施設がプレオープン

7月23日プレオープンする奈良県磯城郡三宅町の複合施設三宅町交流まちづくりセンター MiiMo(みぃも)(2021年7月21日撮影)
全国で2番目に小さい町として知られる奈良県磯城郡三宅町(しきぐんみやけちょう)に複合施設「三宅町交流まちづくりセンター MiiMo(みぃも)」が7月23日にプレオープンする。
中央公民館や児童館といった公共施設が老朽化や耐震不足で閉鎖されたことに伴い、すべての機能を兼ね備えた施設としてオープンする同館。2016年、当時32歳の若さで当選した森田浩司町長が「自分らしくハッピーにスモール(住もうる)タウン三宅町」を実現するため改革を進め、当初から公約に掲げていた施設でもある。
公民館、学童、子育て支援、図書ルーム、飲食可能なフリースペース、コワーキングカフェ、レンタル可能なキッチンなど、さまざまな役割を担う同施設。また、町民のリクエストを積極的に採用し、「町内には、カフェや喫茶店、居酒屋などがほとんどない。ちょっとした会話ができる場所が欲しい」という声から平日は7団体が毎日交代で飲食運営を担当する。
それらのメニューは、フリースペースや屋外テラスで楽しむことも。夜9時まで開放していおり、森田町長の希望から夕方5時以降はアルコール提供もOKにしているという。(持ち込み不可、現在、夜帯のシェアキッチン出店者を第3次募集中)。
地域おこし協力隊として町外から来た2名の「コミュニティープロデューサー」が運営し、町内外の人々が三宅町のまちづくりに参加できるように目指していくという。同館の運営室長をつとめる吉田陽介さんは、「関係者を増やし、将来的には(同施設の)運営を行政から離して、町づくりの地域商社のような施設にしたいと思っています。三宅町は人口6800人ほどの小さな町なので、町内外隔たりなく、どんな人材やアイデアも町に必要です」と力を込めて話す。
広場と駐車場が未完成のため、本格オープンは12月に予定。それまでは、月1でさまざまなイベントが催されるとのこと。7月22日・昼11時からプレオープン記念イベントを開催。詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真/いずみゆか
「三宅町交流まちづくりセンター MiiMo(みぃも)」
住所:奈良県磯城郡三宅町伴堂689
時間:9:00〜21:00(図書フロア・自習スペースは〜19:00) 月曜・年末年始休館
電話:0745-44-3082
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