大阪府は７月１６日、新型コロナウイルスの新規陽性者を２５４人と発表（累計陽性者数は１０万６１０４人）。この日確認された死亡者は３人で、累計死者数は２７０３人となった。

この日報告された検査数は１万１７５８件で、陽性率は２.２％。年代別に見ると、２０代が８６人、次いで１０代が４７人、３０代が３４人。現在入院中の重症者は４５人で、重症病床使用率は１１.５％とこれまでに比べ改善傾向にあるが、前週の金曜日（１４３人）より１１１人増加しており、１１日連続３桁台と油断はできない。

また、新規陽性者を週平均で見てみるとこの日を含む直近の１週間（１０日〜１６日）は２３１人、その前の週（３日〜９日）は１２４人と増加のスピードは上がる一方。

この状況に吉村知事はツイッターで、「デルタ株の感染拡大スピードに注意が必要です。新要素は、高齢者へのワクチン接種の変数と、デルタ株の感染拡大力の変数。僕は後者が優位とみてます。感染対策の徹底をお願いします」と訴えた。