ロックフェス『京都大作戦』中止に、アーティストも思いを吐露

2021.7.9 21:15

『京都大作戦2021~中止はもう勘弁してくだ祭(マジで)~』ロゴ

(写真2枚)

ロックバンド・10ーFEETが主催する音楽野外フェス『京都大作戦』の2週目(7月10、11日)の開催が中止(延期)されることが9日、公式サイトで発表された。SNSでは出演アーティストが複雑な思いを語っている。

2007年(台風で開催中止となった第1回)に始まり、毎年7月に「京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ」(京都府宇治市)で開催されてきた同フェス。2020年はコロナ禍で中止となり、今年はイベントサブタイトルを「〜中止はもう勘弁してくだ祭(マジで)〜」として7月3日に開幕。ソーシャルディスタンスを保つための万能傘を配布するなど感染対策を徹底し、3・4日、10・11日と2週にわたって4デイズが予定されていた。

オフィシャルサイトに掲載された内容によると、7月3日、4日におこなわれた1週目の開催直後より、地元住民から2週目の開催を懸念、不安視する声が上がったという。これを真摯に受けとめ、10ーFEETのメンバーおよびイベントスタッフ、関係各社で協議をした結果、2週目の公演の開催断念という決断が下された。なお、先日から続いている悪天候と、それに伴う交通障害も懸念事項のひとつになったとのこと。

10ーFEETは、全日程の開催にあたって完遂にならなかったこと、そして直前での知らせとなったことへの謝罪とともに、「みなさんの気持ちを中止といった形で断ち切るのではなく、なんとかその思いを継続していけないか? そのためにも延期といった対応にできないか? そんなことを今なお話し合っております」と現状を報告した。

10-FEETのメンバー(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)
10−FEETのメンバー(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)※写真は企画展時のもの(2017年)

SNSでは「前日に発表するの、主催者の10ーFEETが1番辛いよね・・・」「ホテルキャンセルの電話をしたら、『本来キャンセル料がかかるところですが、今回は不要です』と言われて泣いた」「万能傘とかすごく工夫して感染防止対策されてたのに・・・本当に悔しい」など、参加予定だった人々のさまざまな意見があがっている。

先週同フェスに出演したマキシマム・ザ・ホルモンのナヲは、自身のツイッターにて「もう本当に・・・ただただ悲しい。男鹿もJAPANも京都大作戦も開催に向けて必死に頑張ってきた。観客も山程我慢し細心の注意を払ってた。バンドマンもスタッフもそして医療従事者も飲食店もアスリートも其々の立場じゃないと見えない所で試行錯誤し必死に頑張ってる。政治家も。矛先は人じゃないし悲しい」とコメント。

またSiMのMAHは、「(前略)開催断念の直接的な原因を見つけて(っていうか憶測で作り出して)、そこに行き場のないモヤモヤをぶつけてしまいたくなる気持ちもわかるが せめてこの週末くらいはそのモヤモヤ、ぐっと飲み込んどいてくんねぇかなぁ。そういうやりとりを見て1番辛いのは10ーFEETメンバーだからね。あの人たちがそれ望んでると思う? いま、誰よりも大変な状況なのに、その本人たちが誰のせいにもしてないじゃん。その優しさ、汲んでやろうよ。10ーFEETが『やらない、また今度やる』と決めたなら俺らはただ『了解』でいいのだ。今、それ以上はいらないでしょう」など、出演アーティストらが複雑な胸の内をツイートしている。

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