人出が急増に「リバウンドが起きやすい状況」と大阪府が危惧

2021.7.1 06:45

会見のフリップより「府民への自粛要請」(6月30日・大阪府庁)

(写真5枚)

まん延防止等重点措置(以下:まん防)に移行し、繁華街である梅田と難波の人出が急増した大阪府。6月30日に実施された定例会見では、感染の再拡大を抑えるため、改めて7月11日までの感染防止対策の徹底が呼びかけたられた。

府内の新規陽性者は現在100人前後で推移し、急拡大は抑えられている状況。しかし梅田と難波の人出の推移は、第4波直前の3月1日から4月4日までの滞在人口平均を100%とすると、最初のまん防適用時(4月5日〜24日)で85%、宣言発令時(4月25日〜5月31日)で50%、宣言再延長(6月1日〜20日)で75%だったが、まん防に移行したこの週末を含む21日から28日は、95%と急増している。

この状況に対し吉村洋文知事は、「滞在人口が増えれば、陽性者も増える相関関係はこれまでもある。人出のデータは非常に重視しないといけない。感染した人は大体14日後に陽性になってくるため、今後感染者は増える傾向。新規陽性者や重症者の推移、変異株に置きかわりつつある状況など(第4波前の3月と)非常によく似ている」と懸念を示す。

会見では、府内10町村を除く33市の府民に対して、7月11日までは不要不急の外出を自粛するよう改めて要請した吉村知事。「人出が増えるのは社会経済活動についてはプラスに働いているが、感染対策でいうとリスクが高まっている。感染の急拡大を防ぐために『休業してください』というのは僕は本当にやりたくない。リバウンドが起きやすい状況が重なっているからこそ、お1人おひとりの感染対策をお願いし再拡大を防ぎたい」と訴えかけた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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