神戸・塩屋の洋館「旧グッゲンハイム邸」、映画の舞台に

2021.6.27 12:35

左から森本アリさん、渡邉彬之さん、藤原亜紀さん、前田実香監督、

(写真4枚)

100年以上の歴史ある洋館の長屋が主役の映画『旧グッゲンハイム邸裏長屋』。神戸限定公開を記念して、「シネ・リーブル神戸」(神戸市中央区)で舞台挨拶が26日におこなわれ、前田実香監督、出演者の森本アリさん、藤原亜紀さん、渡邉彬之さんが登壇した。

ライブやイベント会場としても有名な兵庫・塩屋の「旧グッゲンハイム邸」(神戸市垂水区)の長屋で暮らす人々の生活をフィクションで描く同作。神戸在住のスタッフとキャストで神戸産の映画を目指した前田監督は、「神戸で上映できて感無量です。面白いアドリブも多くて、私が書いた脚本以上に役者の方が作ってくれた作品だなという印象があります」と語る。

実際に旧グッゲンハイム邸の管理人であり、本人役として出演した森本さんは、「映画に登場するガブリエルは、実在していたんです。住人による音楽のセッションなど、いろんなあったことをミックスしていて、だいたいは本当の話(笑)。ディテールが本当に豊かな映画で、良い記念になりました」とコメント。

また、かつて長屋の住人でもあった藤原さんは、「非日常のようで日常だった、私にとって大切なシーンがたくさんありました」。また同施設にあこがれる教授役を演じた渡邉さんは、「唯一フィクションの存在です。(2019年に撮影され)みんなでごはん食べているシーンとか、すごく愛おしい時間だったなと感じております」と振りかえった。同作品は「シネ・リーブル神戸」で6月25日から上映中。

「旧グッゲンハイム邸裏長屋」

監督・脚本:前田実香
出演:淸造理英子、門田敏子、川瀬葉月、藤原亜紀、谷謙作、平野拓也、今村優花、ガブリエル・スティーブンス、エミ、渡邉彬之、有井大智、津田翔志朗、山本信記(popo)、森本アリ、ほか
(C)ミカタフィルム

関西の上映館:シネ・リーブル神戸(6月25日〜)

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