大阪府は５月３０日、新型コロナウイルスの新規陽性者を１９７人確認したと発表。約２カ月ぶりに２００人を下まわった。

１日あたりの陽性者数としては、３月２３日以来となる２００人以下となったこの日。検査数は１万１８６２件で、陽性率は１.７％（前日比で０.２％増）。重症病床使用率は前日の７０.９％から７１.８％とやや悪化したものの、一時と比べて明らかに減少傾向に入っている。

大阪府の吉村洋文知事はツイッターで、「これは府民の皆様、事業者の皆様のご協力のおかげです」と感謝を述べつつも、「ただ、重症病床使用率は７０％超、インド変異株も大阪で確認されています。今、感染が再拡大したら対応困難になります。緊急事態宣言にご協力お願いします」とさらなる自粛を呼びかけた。

また、この日は４０代男性から９０代女性まで、新たに８人の死亡を確認。これで累計死者数は２２９９人となった。