柴咲コウ、初の実写声優を振りかえる「自分を感じたくない」

2021.5.26 07:05

赤と黒の映画から抜け出したようなパンクファッションで登場した柴咲コウ(25日・東京都内) (C) 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

(写真2枚)

女優・柴咲コウが日本版声優をつとめる映画『クルエラ』。5月25日に東京都内でおこなわれた同作の公開直前イベントに柴咲が登壇し、収録時の苦労を語った。

名作『101匹わんちゃん』に登場し、ディズニー史上もっとも悪名高いヴィラン(悪役)として絶大な人気を誇るクルエラ。映画『ラ・ラ・ランド』で注目を集めた女優、エマ・ストーンを主演に、復讐心からヴィランに変貌した経緯を描く。

同作でクルエラの声を演じた柴咲は、アニメ作品の声優は経験があるものの、実写映画は今回が初挑戦。「役者さんたちが120%の力で演じていて、全部出来上がっているなかに声を後から入れるというのはすごく難しい」と、実写作品ならでは苦労があったことを明かす。

また、自身の演技についての苦悩も吐露。「絶対OKだと思っても後から聞くと、全然足りないという現象が起こるわけですよ。俳優さんは自分の全身を使って表現するので、無言のときも芝居をしているけれど、今回は声にすべてを吹き込まないといけない」と、俳優として活躍してきたからこその難しさを感じたという。

そんな多くの困難のなか、見事クルエラを演じきった柴咲。「自分自身が吹き込んだ声を聴いたときに自分を感じたくないと思って、本番を重ねました」と収録を振りかえった。同作は5月27日より全国の劇場で公開されるほか、28日から『ディズニープラス』にてプレミアアクセス(有料)で配信される。

映画『クルエラ』

2021年5月27日(木)映画館&5月28日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:エマ・ストーン、エマ・トンプソン、マーク・ストロング ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。

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