寺田瀧雄の宝塚名曲を歌う杜けあき「すべてに愛を感じる」

2021.5.23 12:35

29人の宝塚OGと、宝塚歌劇団専科の轟悠が日替わりで出演する『寺田瀧雄 没後20年メモリアルコンサート All His Dreams“愛”』

(写真2枚)

「宝塚歌劇の名作に、寺田瀧雄の名曲あり」とも言われる、宝塚歌劇団を代表する作曲家・寺田瀧雄。彼が生んだメロディを、歴代のタカラジェンヌが歌う『寺田瀧雄 没後20年メモリアルコンサート All His Dreams“愛”』が、6月26日に「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)で開幕する。

1956年に入団後、『ベルサイユのばら』の「愛あればこそ」、『赤と黒』の「恋こそ我がいのち」といった宝塚の楽曲から、大阪万博やポートピア’81の開会式の音楽まで幅広く手掛けた寺田氏。2000年7月、『凱旋門』の公演中に他界するまで約3000曲の名曲を生みだした。

2020年は延期となった同コンサートの開催にあたり、初風諄、榛名由梨、鳳蘭ほか多数の宝塚OGと、宝塚歌劇団専科の轟悠が集結する。卒業公演となった『忠臣蔵』など寺田氏の音楽と関わりの深い、元雪組トップスターの杜けあきは、「寺田先生の曲と向き合い、先生はどんな思いでこの曲を創られたのだろう、今だったら自分の歌を聴いてどんなふうにアドバイスをくださるのだろうと、想像しながら歌稽古をしています」と話す。

同コンサートで杜は主演作より、『この恋は雲の涯まで』や『忠臣蔵』の主題歌、ショー作品から「パラダイス・トロピカーナ」「スイート・タイフーン」、そして眞帆志ぶきが歌った名曲中の名曲「愛!」などを日替わりで披露する。

東北初のトップスターとしても、当時注目を集めた宮城県仙台市出身の杜けあき。ギャツビーから大石内蔵助まで男役像を極め、1993年に退団後は女優として活躍するほか、東日本大震災のボランティア活動なども意欲的におこなってきた

「『愛!』は大きな曲ですが、寺田先生はまさに3000曲すべてに『愛』を注がれていたのだなとあらためて感じました。『花に散り雪に散り』は『忠臣蔵』のいくつかの場面で登場しますが、場面によって違う曲に聞こえるんです。そういう妙技やメロディックなところが、寺田先生の音楽の素晴らしさです」と、杜はしみじみと語った。

同コンサートは「梅田芸術劇場メインホール」にて6月26日~27日、「Bunkamura オーチャードホール」にて7月1日~2日に開催される。出演者は日替わりで、杜は6月26日17時・27日12時、7月1日17時・2日17時の回に出演。チケットはS席12000円ほか、6月5日発売開始。

取材・文/小野寺亜紀 撮影/岩田えり

『寺田瀧雄 没後20年メモリアルコンサート All His Dreams“愛”』

日程:6月26日(土)~27日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席12000円、A席8000円、B席5000円
チケットは6月5日(土)発売
電話:06-6377-3800(梅田芸術劇場)

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